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第406回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:44 に投稿

ショパン弾きぶりシリーズ第2弾 横山幸雄のロマン溢れる世界

24年4月に引き続き、日本を代表する「ショパン弾き」横山幸雄による弾き振りが披露されます。ソロ曲のみならず歌曲までも含むショパン作品全曲演奏に取り組むプロジェクトの一環にあたります。そのためこの公演でも有名なコンチェルトだけではなく、普段なかなか演奏されないピアノと管弦楽の協奏作品が取り上げられますので、是非お楽しみに。あえて指揮者を介さずソリスト自らがオーケストラと向き合うことで、より一層ロマンティックな「横山幸雄の世界」が色濃く反映されることでしょう。

第405回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:28 に投稿

注目のヴァイオリニスト中野りなと巨匠小林研一郎との真向勝負

2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びた中野りなとのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲にご期待ください。巨匠小林研一郎と真向勝負のチャイコフスキーが、どのような展開を見せるのか、非常に楽しみです。後半には近代管弦楽法の父であるリムスキー=コルサコフの絢爛豪華な《シェエラザード》を取り上げます。有名な「千夜一夜物語」に基づくオリエンタルな妖艶さとダイナミクスとが隣り合ったストーリーを、リムスキー=コルサコフが一音たりとも無駄にせずオーケストラというパレットを通じて音化させた大傑作です。

第404回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:21 に投稿

Cocomiの奏でる優雅なモーツァルトと恋と切なさの調べ《シェルブールの雨傘》

25年の年明けは一味違った定期演奏会。武満徹がテレビドラマのために書いた気が遠くなるほどの美しさを放つ《波の盆》と、今話題のフルーティストCocomiを迎えたモーツァルトのコンチェルト。そして最後は誰もが耳にしたことある「あのメロディ」が圧倒的なミシェル・ルグランの《シェルブールの雨傘》の音楽をお贈りします。Cocomiの伸びやかな笛の音に聴き手は魅了されずにはいられませんし、《波の盆》《シェルブール》の可憐さ、切なさには必ずや心揺さぶられることでしょう。特に後者は「交響組曲」の名に相応しい30分近くを要する大作です。ジャズやミュージカルの要素も取り入れた非常に聴きやすく誰もが楽しめる音楽です。

第403回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:15 に投稿

下野竜也の指揮による爽快な年越し!~みなとみらいに響く歓喜の歌~

今や日本の風物詩ともいえる年末の「第九」。今年の横浜定期の第九には下野竜也が登場します。作品や作曲家への深い理解に基づいた清新で明快なタクトは、聴衆を魅了するだけでなくオーケストラにも爽快なエフェクトをおこします。ウィーン・フィルの創立に深くかかわったオットー・ニコライによる優雅と快活さを併せ持った《ウィンザーの愉快な女房達》序曲とベートーヴェンの大作交響曲との対比も鮮やかです。1年を締めくくるにふさわしい、希望に満ちたコンサートとなるでしょう。日本フィルらしいはつらつとした若々しさと伝統の「第九」による、2025年への年越しをご一緒に!

第402回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:09 に投稿

ついに実現するインキネンとの壮大な「アルペン・シンフォニー」!

前首席指揮者ピエタリ・インキネンが早くも日本フィルの指揮台に還ってきます。しかもメインプログラムは新型コロナ・ウィルス蔓延の影響で実現出来なかったR.シュトラウスの《アルプス交響曲》。自身もアルプス近郊に居を構えるインキネンによる「本場もの」の音楽をお届けします。舞台外に配置されるホルン隊や数々の打楽器群をはじめとする大管弦楽により音の奔流にタップリと身をまかせてみませんか?前半には名手神尾真由子と共にロシアの作曲家グラズノフが書いたロマンティックかつ技巧的なヴァイオリン協奏曲をお楽しみいただきます。ヴァイオリニストでもあり、兄弟弟子のインキネンとの「対話」が聴きどころです。

第401回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:03 に投稿

「輝け!アジアの星☆」第12弾。若きアーティストの競演

話題の指揮者・出口大地が日本フィル公演初登場です。全国のオーケストラから注目を集める出口のユニークな音楽性を今こそ体験してみませんか?プログラムは、まずアルメニアが生んだ大作曲家ハチャトゥリアンの名前を冠したコンクールで優勝を果たした彼の名刺代わりとして、バレエ音楽《スパルクカス》から美しい一曲を。他にも組曲《展覧会の絵》をメインにロシア系音楽の数々をお聴きいただきます。ソリストには生粋のウィーン育ちの若手注目株・鳥羽咲良を迎えます。チャイコフスキーの名作「ロココ風の主題による変奏曲」では、厳格な技巧とともにウィーン仕込みの「粋」を聴かせてくれることでしょう。

第400回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 13:52 に投稿

大看板「日本フィルのチャイコフスキー4番」と巨匠オピッツとのブラームス
チャイコフスキー4番と言えば、小林研一郎、アレクサンドル・ラザレフ、ピエタリ・インキネンといった多くのマエストロ達と名演を重ねてきた日本フィルにとって非常に大切な作品です。この宝物に若き首席指揮者カーチュン・ウォンがどのように新しい息吹をもたらしてくれるのか、非常に楽しみです。前半にはカーチュン自身の強いリクエストに基づき、現代ドイツ・ピアニズムの巨匠ゲルハルト・オピッツを招きます。重厚感と柔和さが求められるブラームスの2番コンチェルトを、その深い知性と経験を通じて芳醇に奏でてくれることでしょう。

第767回東京定期演奏会

tsuchitani2024/03/14(木) - 17:52 に投稿

山田和樹 まさに「威風堂々」!なイギリス音楽プログラム

近年積極的に推し進めている山田和樹とのイギリス音楽特集。かの地を代表するオーケストラ、バーミンガム市交響楽団の首席指揮者を務める山田とのプログラムは、毎回その充実した演奏内容と併せて大きな反響を呼んでいます。今回はエルガーの壮大な交響曲第2番をメインに、英国第2の国家としても愛される「威風堂々第1番」、そして静謐な水墨画をも想起させるヴォーン=ウィリアムズの《揚げひばり》という動と静が織りなす唯一無二のプログラムです。《揚げひばり》のソリストには、重厚感を伴ったその美音が聴き手を魅了するヴァイオリニスト周防亮介を迎えます。

第766回東京定期演奏会

tsuchitani2024/03/14(木) - 17:44 に投稿

世界で羽ばたく旬のアーティストたち~自由な音楽を繰り広げるふたりの初共演!

2021年7月の初共演以来となる沖澤のどかの登場です。前回のモーツァルトとメンデルスゾーンでは鮮烈な演奏を展開し、充実の演奏会となりました。今回はシューマンの交響作品の中でも最も崇高かつ深化した楽曲ともいわれる第2シンフォニーをとりあげます。沖澤ならではの示唆に富んだ解釈が期待されます。重量級であるブラームス/ピアノ・コンチェルトのソリストにはセドリック・ティベルギアンを起用。ヴァイオリンのA.イブラギモヴァ、ヴィオラのA.タメスティ、チェロのP.ウィスペルウェイといった名手たちとも活動を繰り広げるなど、言うまでもなく世界的に活躍するピアニストです。

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