創立期の1956年から続く東京定期演奏会。これまでの開催数が750回を超える、まさに日本フィルの伝統そのものと言えるでしょう。尊敬すべき巨匠(マエストロ)とソリスト、そしてこだわりの選曲。アーティストたちによる綿密なリハーサルを経てサントリーホールで響く音楽は、まさに最高のエンタテイメントであり芸術作品です。時には聴きなれない音楽がラインナップされているかもしれません。でもそんな時は、無心でその音楽と向き合って下さい。新たな体験がさらに大きく音楽の可能性を押し広げてくれるかもしれません。それこそが東京定期演奏会の醍醐味のひとつです。土曜日には、わかりやすい解説が大好評のプレトーク「本日の聴きどころ」もあります。オーケストラの“顔”ともいえる東京定期演奏会は、お得な定期会員券がおすすめです。月に1度、サントリーホールにお客様だけの指定席で、贅沢な時間をお楽しみ下さい。
プロのオーケストラで初めて横浜で定期演奏会を始めた日本フィル。1973年から始まった横浜定期も2023年で50周年を迎えました。親しみやすく楽しい企画が特徴の横浜定期演奏会、今シーズンも華やかな顔ぶれが並びます。今をときめくアーティストたちの個性あふれる輝きを、古今東西愛される名曲でお楽しみください。
※東京定期:3月を除く全9回※横浜定期:12月を除く全9回
※東京定期:春季3月を除く全4回※横浜定期:秋季12月を除く全4回
2024/2025シーズンより料金改定を行います。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
※Ys席(25歳以下)をご希望の場合は、年齢確認のため生年月日を明記の上、学生証等のコピーを添えてお申込みください。
年間会員のS~C席は10回公演を約6回分のチケット代金でお楽しみいただけます。
定期会員券の購入は日本フィル・サービスセンター(TEL:03-5378-5911)、または日本フィルeチケット♪へ
今シーズンの聴きどころ
齋藤弘美
長いコロナ禍のトンネルを抜け出ようとしている昨今、日本のクラシック音楽界も劇的な変化を遂げてきたことを思い知らされる。しかし日本フィルの2024/25年の定期演奏会のラインナップを見れば、“劇的な変化”をものともせず、着実に実績を積み重ねながら成果を上げ、さらなる高みへと突き進もうとしているのが読み取れる。承知のように東京と横浜の定期公演はホールもプログラムも異なる。むろん聴衆の反応も異なるわけでそれがオーケストラの演奏に影響を及ぼすことはいうまでもない。筆者も両方の定期演奏会はほとんど聴いてきたが、予想以上の、あるいは想定外の名演や熱演に遭遇することが度々あった。ここではいくつかその兆しを孕んだ“気になるプログラム”を紹介しておきたい。
2023年9月から首席指揮者に就任したカーチュン・ウォンのマーラーは第2番(東京)のみだが、マーラー以外でも凄い演奏があり激押しである。その中でもブルックナー第9(東京)とチャイコフスキー第4(横浜)は目玉だろう。他にも鬼才ハフとのブラームスのピアノ協奏曲第1番(東京)なども予想出来ぬ楽しみがある。
インキネンもやってくる。2023年のバイロイトを経てどうなったか?その実証的成果が壮麗な《アルプス交響曲》(横浜)で検証できる。周知の方も多いと思うが今年は「第九」初演200周年にあたる。師走恒例の「第九」もより多くの人が聴くに違いないが下野竜也が横浜に登場する。以前にも日本フィルで演奏したことがあって、合唱を男女ゴチャゴチャに混ぜ合わせて配置していた。今回もそれを決行するのか興味津々である。
もちろん大御所の小林研一郎も必聴。ブラームス第1番(東京)や、《シェエラザード》とマーラー第1番(以上横浜)などはオーケストラの響きが一気に「コバケン色」に変わるのを目の当たりにするに違いない。いまだに人気の高い山田和樹は活動する英国から“本場の”エルガー第2番を届けるし(東京)、世界的ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリニストとして知られるブラッハーが実父のヴァイオリン協奏曲を偉才リープライヒとの夢の共演を果たす(東京)。
さらには日本フィルの芸術顧問の広上淳一による佐藤聰明の激レアの協奏曲と《惑星》(東京)、将来の新機軸となるであろう原田慶太楼による魅惑のオール・ラフマニノフ・プログラム(横浜)など一年先まで待ち遠しい限りである。
春季定期演奏会一覧(PDFが開きます)
年間ラインナップ(PDFが開きます)
座席図
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東京定期/横浜定期間でチケットの振替が可能です。ご都合によりご来場できない場合、東京/横浜定期演奏会を同月内の東京/横浜定期演奏会にお振替いただけます。
日本フィル主催公演を一般発売の1週間前からご予約いただけます。
日本フィル主催公演を1割引でお求めいただけます。
開演前・終演後はお近くのホテルにてくつろぎの時間をお過ごしください。
下記店舗で飲食料金が1割引となります。
2F: カスケイドカフェ/アトリウムラウンジ/ピエール・ガニェール・パン・エ・ガトー3F: 日本料理「雲海」/中国料理「花梨」/メインバー「ダビンチ」/シャンパンバー/ザ・ステーキハウス37F: 鉄板焼き「赤坂」
飲食:下記店舗で飲食料金が1割引となります。カフェトスカ(オールダイニング)/ジャックス(バー)/大志満(日本料理)/スーツァンレストラン陳 ※除外日あり
※お会計時に、ANAインターコンチネンタルホテル東京では「日本フィル東京定期会員券」を、横浜ベイホテル東急では「日本フィル横浜定期会員券」をご提示ください。※この割引は日本フィルのコンサート開催日以外にも有効です。※指定以外の店舗および宴会は対象外ですのでご了承ください。
よくあるご質問もご参照ください。
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