＜エレコム・クラシック・スペシャル＞
初演から150年を経て　今なお刻まれるヴェルディの最高傑作
　～広上淳一が豪華ソリスト陣とともに捧げる鎮魂歌～

ジュゼッペ・ヴェルディは87年の生涯を通してオペラの作曲に身を捧げ、当時のイタリア・オペラ界において音楽と物語が手を取り合い相乗効果を生むようなスタイルを切り開いていきました。《レクイエム》は、《アイーダ》作曲後オペラの筆を止めた10年の間に作曲された不朽の名作です。
ソリストには国内外で目覚ましい活躍を見せる中村恵理を筆頭に、福原寿美枝、宮里直樹、高橋宏典といったベテランから新進気鋭の若手まで、今まさに聴いていただきたい豪華歌手陣が集結。コンサートの冒頭は長井浩美によるオルガン独奏で彩ります。
円熟期を迎えた広上淳一が贈る鎮魂歌は深く胸に刻まれることでしょう。

昨今の経済状況を鑑み、皆様に今後もより良いコンサートをお届けすべく、2024年秋季シーズン（9月スタート）より、日本フィル主催公演の一部公演のチケット料金改定を行います。

これに伴い、Gs席の対象年齢を従来の65歳以上から、70歳以上に引き上げさせていただくことになりました。
（コバケン・ワールドVol.37、38、39公演を除く／対象は各公演ページよりご確認ください。）
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

9月以降開催公演のGs席はお申込み時点で70歳以上の方が対象となります。

《Gs席対象年齢引き上げに向けて移行期間を設けます》

対象年齢引き上げ前に、日本フィル・サービスセンター申込に限り、以下移行期間を設けます。
移行期間中は、65歳～69歳の方も秋季シーズン公演をGs席料金でお申し込みいただけますので、是非ご利用ください。
※eチケット♪（インターネット販売）ではお申込みいただけませんのでご注意ください。

協賛：株式会社ヤクルト本社

巨匠・オピッツ降臨。
首席指揮者カーチュン・ウォンと描く名曲の新たなステージ

多くのマエストロ達と名演を重ねてきた日本フィルにとって大切なチャイコフスキーの4番に若き首席指揮者ウォンが挑みます。この宝物のような作品にどのように新しい息吹が吹き込まれるのか、どうぞご期待ください。
前半にはカーチュン・ウォンが共演を切望するアーティスト、現代ドイツ・ピアニズムの巨匠ゲルハルト・オピッツを招きます。重厚感と柔和さが求められるブラームスの2番コンチェルトを、その深い知性と経験を通じて芳醇に奏でてくれることでしょう。
金曜日の夜、東京オペラシティコンサートホールで極上のひとときを。

インキネンよりメッセージが届きました！

「日本フィルとの仕事は、私にとって常にかけがえのないものです。この15年間、最初は首席客演指揮者として、その後は首席指揮者として共演を重ね、私たちが互いを理解し素晴らしい関係を築いていったことは、東京で、そしてツアーで、聴衆の皆様こそが見つめてくださったことと思います。日本フィルが極小の細部や繊細なニュアンスに敏感に応えてくれるのも、我々が音楽的にとても相性が良い証拠です。2023年5月の最後の共演から1年半が経ちましたが、こうして再会できることをとても嬉しく思っています。この間、私はバイロイトの『指環』やベルリンの『タンホイザー』など、特にオペラ分野で経験を積み、日本フィルも音楽的な成長を遂げ、それら全てが今回のコンサートで発揮されることでしょう。

原田慶太楼と辻彩奈の競演！
時代を駆け抜けるふたりが描く音楽の今

コンサートの幕開けを飾るアメリカの女性作曲家、ジェニファー・ヒグドンの《ファンファーレ・リトミコ》は、ラテンアメリカを彷彿とさせるリズム、スピード、テンポ感が心地よい作品です。
オーケストラとの共演だけでなく、室内楽やソロでもまばゆい輝きを放つ辻彩奈による明るく活気に満ちたモーツァルトのコンチェルト、ユニークなイマジネーションあふれる情熱的な指揮で聴衆を魅了する原田慶太楼によるショスタコーヴィチの力強いシンフォニー、多彩に大活躍中の2人のアーティストが日本フィルとともに描く音空間をお楽しみください。

山田和樹マエストロが、2025年6月にベルリン・フィルにデビューすることが発表されました。
https://www.japanarts.co.jp/news/p8531/

おめでとうございます！
2012年～2022年まで正指揮者として、様々なプロジェクトをご一緒してまいりました。
その後も定期的にご出演いただいており、次は2025年1月17日、18日の東京定期演奏会でイギリスプログラムを予定しております。
山田和樹マエストロが日本のオーケストラを指揮する大変貴重な公演です。どうかこの機会をお聴き逃しなく。

第767回東京定期演奏会
2025年1月17日 (金)19:00 開演
2025年1月18日 (土)14:00 開演
サントリーホール

2023年度ミュージック・ペンクラブ音楽賞の授賞式が行われました。
日本フィルはオペラ・オーケストラ部門を受賞しました。
［受賞のお知らせ］