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第405回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:28 に投稿

注目のヴァイオリニスト中野りなと巨匠小林研一郎との真向勝負

2022年第8回仙台国際音楽コンクールにおいて、史上最年少の17歳で優勝、及び聴衆賞を受賞し大きな注目を浴びた中野りなとのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲にご期待ください。巨匠小林研一郎と真向勝負のチャイコフスキーが、どのような展開を見せるのか、非常に楽しみです。後半には近代管弦楽法の父であるリムスキー=コルサコフの絢爛豪華な《シェエラザード》を取り上げます。有名な「千夜一夜物語」に基づくオリエンタルな妖艶さとダイナミクスとが隣り合ったストーリーを、リムスキー=コルサコフが一音たりとも無駄にせずオーケストラというパレットを通じて音化させた大傑作です。

第404回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:21 に投稿

Cocomiの奏でる優雅なモーツァルトと恋と切なさの調べ《シェルブールの雨傘》

25年の年明けは一味違った定期演奏会。武満徹がテレビドラマのために書いた気が遠くなるほどの美しさを放つ《波の盆》と、今話題のフルーティストCocomiを迎えたモーツァルトのコンチェルト。そして最後は誰もが耳にしたことある「あのメロディ」が圧倒的なミシェル・ルグランの《シェルブールの雨傘》の音楽をお贈りします。Cocomiの伸びやかな笛の音に聴き手は魅了されずにはいられませんし、《波の盆》《シェルブール》の可憐さ、切なさには必ずや心揺さぶられることでしょう。特に後者は「交響組曲」の名に相応しい30分近くを要する大作です。ジャズやミュージカルの要素も取り入れた非常に聴きやすく誰もが楽しめる音楽です。

第403回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:15 に投稿

下野竜也の指揮による爽快な年越し!~みなとみらいに響く歓喜の歌~

今や日本の風物詩ともいえる年末の「第九」。今年の横浜定期の第九には下野竜也が登場します。作品や作曲家への深い理解に基づいた清新で明快なタクトは、聴衆を魅了するだけでなくオーケストラにも爽快なエフェクトをおこします。ウィーン・フィルの創立に深くかかわったオットー・ニコライによる優雅と快活さを併せ持った《ウィンザーの愉快な女房達》序曲とベートーヴェンの大作交響曲との対比も鮮やかです。1年を締めくくるにふさわしい、希望に満ちたコンサートとなるでしょう。日本フィルらしいはつらつとした若々しさと伝統の「第九」による、2025年への年越しをご一緒に!

第402回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:09 に投稿

インキネンよりメッセージが届きました!

「日本フィルとの仕事は、私にとって常にかけがえのないものです。この15年間、最初は首席客演指揮者として、その後は首席指揮者として共演を重ね、私たちが互いを理解し素晴らしい関係を築いていったことは、東京で、そしてツアーで、聴衆の皆様こそが見つめてくださったことと思います。日本フィルが極小の細部や繊細なニュアンスに敏感に応えてくれるのも、我々が音楽的にとても相性が良い証拠です。2023年5月の最後の共演から1年半が経ちましたが、こうして再会できることをとても嬉しく思っています。この間、私はバイロイトの『指環』やベルリンの『タンホイザー』など、特にオペラ分野で経験を積み、日本フィルも音楽的な成長を遂げ、それら全てが今回のコンサートで発揮されることでしょう。

第401回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 14:03 に投稿

「輝け!アジアの星☆」第12弾。若きアーティストの競演

話題の指揮者・出口大地が日本フィル公演初登場です。全国のオーケストラから注目を集める出口のユニークな音楽性を今こそ体験してみませんか?プログラムは、まずアルメニアが生んだ大作曲家ハチャトゥリアンの名前を冠したコンクールで優勝を果たした彼の名刺代わりとして、バレエ音楽《スパルタクス》から美しい一曲を。他にも組曲《展覧会の絵》をメインにロシア系音楽の数々をお聴きいただきます。ソリストには生粋のウィーン育ちの若手注目株・鳥羽咲音を迎えます。チャイコフスキーの名作「ロココ風の主題による変奏曲」では、厳格な技巧とともにウィーン仕込みの「粋」を聴かせてくれることでしょう。

第400回横浜定期演奏会

tsuchitani2024/03/15(金) - 13:52 に投稿

大看板「日本フィルのチャイコフスキー4番」と巨匠オピッツとのブラームス
チャイコフスキー4番と言えば、小林研一郎、アレクサンドル・ラザレフ、ピエタリ・インキネンといった多くのマエストロ達と名演を重ねてきた日本フィルにとって非常に大切な作品です。この宝物に若き首席指揮者カーチュン・ウォンがどのように新しい息吹をもたらしてくれるのか、非常に楽しみです。前半にはカーチュン自身の強いリクエストに基づき、現代ドイツ・ピアニズムの巨匠ゲルハルト・オピッツを招きます。重厚感と柔和さが求められるブラームスの2番コンチェルトを、その深い知性と経験を通じて芳醇に奏でてくれることでしょう。

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