オペラの旅Vol.1 ヴェルディ《仮面舞踏会》 特設ページ

広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1
ヴェルディ:オペラ《仮面舞踏会》
(セミ・ステージ形式/全3幕/字幕つき)
<台本>アントーニオ・ソンマ
<作曲>ジュゼッペ・ヴェルディ
NEWS
- 3月19日 毎日クラシックナビ「今までにないオペラの楽しみ方を! 「仮面舞踏会」への期待」
- 3月18日 SPICE「広上淳一&日本フィルによる新たなシリーズ『オペラの旅』が開催」
- 3月6日 ダンサーの出演について
- 2月13日 東京音楽大学公開講座(2/25) オンライン聴講受付開始
- 12月11日 東京音楽大学公開講座(2/25)
- 11月19日 朝日カルチャーセンター新宿教室講座(3/26)
- 11月11日 記者懇談会 レポートを公開
- 10月24日 記者懇談会を行いました
ぶらあぼ https://ebravo.jp/archives/176367
毎日クラシックナビ https://classicnavi.jp/news/post-22732/
産経新聞 https://www.sankei.com/article/20241109-L5RQJ6MCYZIHXEOX6BNZBIP37I/ - 2024/25シーズンラインアップ 広上淳一インタビュー

サントリーホールで人間ドラマが交錯する!広上が全幅の信頼を寄せる布陣で贈る新シリーズ
指揮の広上淳一は、かつて日本フィルの正指揮者として(1991年9月- 2000年8月)、そしてその後も毎年、定期演奏会へ出演するなど継続的かつ緊密な繋がりを続け、2021年よりフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)として活躍。2023年7月の東京定期演奏会では当シリーズの前身ともいえる演奏会形式のオペラ《道化師》を大成功に導きました。
2025年4月、広上のオペラへの情熱や、教育者として若手音楽家への支援といった思いを受けて、日本フィルとしても新たな挑戦<広上淳一&日本フィル「オペラの旅」>を始動します。
演出に高島勲を迎え、ホールの舞台空間を活かした演出や衣裳等を取り入れたセミ・ステージ形式での上演です。記念すべき第1弾はヴェルディの音楽と物語が融合された中期の傑作、《仮面舞踏会》。愛と赦しの物語は、時を越え、今を生きる私たちに何を語りかけるのか―。
1989年、シドニー・オペラハウスで広上がはじめて指揮をした、思い出のオペラでもあります。世界のオペラの舞台で活躍するアメーリア役の中村恵理、リッカルド役の宮里直樹をはじめ、ウルリカ役に福原寿美枝、そしてレナート役の池内響、オスカル役の盛田麻央、シルヴァーノ役の高橋宏典等、新しい世代を代表する歌手陣にもご期待ください。

「新しい舞台が創られる。」
新しい舞台が創られる。
私たちが過去の経験、蓄積から漠然と思い描くセミ・ステージ形式でも、しばしば見聞きする演奏会形式による上演でもなく、新しい舞台。華やかな顔ぶれ、伸びゆく新世代、若人たちが、練達の指揮者、演出家、オーケストラに導かれ、サントリーホールのステージに立ち、存分に歌い演じる。
それが広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1だ。そう予告しても大丈夫だろう。
栄えある幕開けに、広上淳一がキャリアの黎明期(1989年夏)にシドニーのオペラハウスで連日のようにタクトを執ったヴェルディの歌劇《仮面舞踏会》が選ばれた。
今をときめく歌い手が勢ぞろい。趣あるカンタービレもきらびやかなコロラトゥーラも舞う。このオペラに端役はいない。
劇の展開も登場人物の深層心理もお任せあれのコーラスとオーケストラがまた素晴らしい。このオペラに「伴奏のパート」はない。
広上は2023年5月、実に34年ぶりに同演目を指揮し(宮崎国際音楽祭)、かねてから醸成してきたオペラ愛を告白。ステージと客席を大いに沸かせた。ほどなく日本フィルの定期演奏会でもレオンカヴァッロの《道化師》に腕を揮い、サントリーホールに高揚感をもたらす。「機能性を高めた日本フィルが次の境地を奏でるためには、オペラが必要だ。腕に覚えのある若手に風を送るために自分も勉強し直す」─そんな声が聞こえてくるかのような熱き舞台だった。
新しい舞台のためには、オペラとオーケストラのフォルムも機微も知り尽くした舞台制作の匠、高島勲の技と芸が必要だ。秘めた想いに陰謀が絡み合い、不吉な占いに握手も鍵を握る《仮面舞踏会》。劇的な空間やさりげない仕草を愛でる高島は、暗殺団や仮面舞踏会の人々に役と動きを授けるのではないか。
2025年4月、広上淳一と日本フィルが新しいオペラを創る。体感しない手はない。
奥田佳道(音楽評論)

公演日時
2025年4月26日 (土)17:00 開演
2025年4月27日 (日)17:00 開演
※16:20開場
※16:30~ プレトーク 小畑恒夫氏(日本ヴェルディ協会理事長)
会場
サントリーホール
スタッフ・キャスト
指揮:広上淳一 [フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]
演出:高島勲
振付:広崎うらん
衣裳:桜井久美(アトリエヒノデ)
照明:岩品武顕
舞台監督:幸泉浩司
副指揮:喜古恵理香、荒木流音生
演出助手:根岸幸
合唱指揮:浅井隆仁


アメーリア
中村恵理

リッカルド
宮里直樹

レナート
池内響
ウルリカ
福原寿美枝

オスカル
盛田麻央

シルヴァーノ
高橋宏典

サムエル
田中大揮

トム
杉尾真吾
判事 園山正孝
召使 岸野裕貴
合唱:東京音楽大学
Chorus: Tokyo College of Music
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
Japan Philharmonic Orchestra
振付
広崎うらん

ダンサー
佐藤洋介

ダンサー
池田美佳


あらすじ
舞台は17世紀、英国植民地時代のボストン。
ボストン総督リッカルドと、リッカルドの腹心の部下・レナートの妻アメーリアは、互いに秘めた想いを抱いている。
ある日、リッカルドは身分を隠して占い師ウルリカのもとを訪れると、そこへアメーリアが現れ、自分への恋心に苦しんでいることを知る。
ウルリカはリッカルドを占い「これから最初に握手する者によって殺される」と告げる。
そこへ何も知らずにレナートがリッカルドと握手をし…
ついに愛を打ち明け合ったリッカルドとアメーリアの逢引を知ったレナートは怒りに震え、リッカルドに対する反逆者の計画に加担してしまう。
運命の時は、華やかな仮面舞踏会の舞台が選ばれた。
レナートの復讐は果たされるのか、そしてその時リッカルドは…


料金
全席指定・消費税込
SS ¥12,000 S¥9,500 A¥8,000
B¥6,500 C¥5,000
D¥3,000 ※一部見切れあり/電話受付のみ
Ys(25歳以下)¥4,000*
Gs(70歳以上)¥5,000*
*SS,S,D除く
*Ys席、Gs席は日本フィルでのみ取り扱います。 SS,S,D席以外から選べます。
*D席は日本フィル・サービスセンターでのみ取り扱います。
*出演者、曲目などは変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。未就学児の入場はご遠慮ください。
*障碍者手帳をお持ちの方は割引がございますので、サービスセンターまでお問い合わせください。
*車いすでご来場予定のお客様は、当日のスムーズなご案内のため、チケットご購入後、ご購入席番を日本フィル・サービスセンターまでご連絡ください。
購入
日本フィル・サービスセンター ☎ 03-5378-5911 (平日10:00~17:00) eチケット♪ こちらから |
チケットぴあ https://pia.jp/t/japanphil |
イープラス https://eplus.jp/japanphil |
ローソンチケット ☎ 0570-000-407 https://l-tike.com/ |
サントリーホールチケットセンター ☎ 0570-55-0017(10:00~18:00) http://suntoryhall.pia.jp/ |
12月11日(水)10:00 一般発売
※未就学児の入場はご遠慮ください。
【託児サービス】
>イベント託児®マザーズ(事前申し込み制・有料。締切は公演の1週間前)
☎ 0120-788-222(平日10:00~17:00)
協賛:株式会社ミライト・ワン
助成:
公益財団法人朝日新聞文化財団
公益財団法人 アフィニス文化財団


公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成]

公益財団法人三菱UFJ信託芸術文化財団

イベント
◆ 朝日カルチャーセンター新宿教室
広上淳一が語る「仮面舞踏会」
日本フィル「オペラの旅」に寄せて
講師 広上淳一(指揮者) 加藤浩子(音楽評論家)
日時 2025年3月26日(水)19:00~20:30
◆東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス 公開講座(終了)
ヴェルディ『仮面舞踏会』レクチャー「ドラマの史実とその音楽」
講師 広上淳一(指揮者/東京音楽大学教授)
高島勲(演出家/東京音楽大学特別招聘講師)
本間晴樹(東京音楽大学名誉教授)
日時 2025年2月25日(火)17:00~
お申込み 東京音楽大学HPよりWEBフォームにて(無料)
オンライン聴講はこちら
問合せ:東京音楽大学指揮研究室 conducting@tokyo-ondai.ac.jp