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第761回東京定期演奏会

公演終了
開演
( 開場 )
開演
( 開場 )

指揮:大植英次
ホルン:信末碩才[首席奏者]
 

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大植英次
Ⓒ飯島隆
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信末碩才
Ⓒ吉田タカユキ

ベルク:管弦楽のための3つの小品 op.6(リーア編曲による室内アンサンブル版/日本初演)
R.シュトラウス:ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 AV132
ドヴォルジャーク:交響曲第7番 ニ短調 op.70 B.141

※当初の予定から変更になりました。

 

S¥8,000 A¥6,500 B¥6,000 C¥5,000 P¥4,000 Ys(25歳以下)¥1,500

  • Ys席:25歳以下の方が対象のお席です。S席以外から選べます

今回の定期演奏会ではロマン派後期の「マスターワークス」3曲を取り上げます。無調でありながら官能的でもあるという唯一無二の世界を導き出したベルク。民族色を前面に押し出しつつ、現代的な憂鬱と喧噪も入り混じる実は深々とした内容を持つドヴォルジャーク。その間にはR.シュトラウスが生涯愛し続けた楽器、ホルンのために晩年に書き残した第2番のコンチェルトが配置されます。ソリストには日本フィルが誇る若き首席奏者信末碩才が登場。美しい音色と技巧が聴き手を至福の世界へと誘います。

※指揮者秋山和慶氏は、鎖骨骨折のため降板することになりました。当日は大植英次氏が出演いたします。プログラム‧ソリストに変更はございません。

次回東京定期演奏会指揮者にインタビュー! 秋山和慶

きき手:岩野裕一


 今年、指揮者生活60周年を迎えた秋山和慶さんが、2年ぶりに日本フィルの東京定期演奏会に登場する。前回は50年ぶりの東京定期で究極のフレンチ・プロを披露したが、今回はベルク、リヒャルト・シュトラウス、そしてドヴォルジャークと、ロマン派後期の傑作を取り上げる。

̶ベルクの「管弦楽のためのつの小品」は、本来は4管編成で書かれた大規模な作品ですが、今回はなんと、28名の奏者だけで演奏する「小編成版」を取り上げるそうですね。

 日本フィルの事務局と相談してプログラムを決めるときに、「小編成版もありますが、どちらにしますか」と聞かれたのです。オリジナルの大編成版は指揮したことがあったので、「じゃあ、せっかくのチャンスだから、やったことのないほうを」と私が選びました。
*小編成版=1944年生まれのカナダの作曲家ジョン・レアが編曲したもので、2015年に初演。今回が日本初演となる。

̶先生は今年83歳になられましたが、失礼ながら、新しい作品を勉強して指揮するのはしんどくないですか?

 大阪フィルの指揮者だった頃、朝比奈隆先生から「秋山君、年をとったら、レパートリーを古典ものに絞り込んだほうがいいよ」とご助言いただいたこともあります。でも私は、新しい作品を指揮することに、心から喜びを感じるのです。確かに歳をとると、旅行するのも億劫だという人もいますが、新しい場所に行って、そこの空気を感じるのはとても楽しいことです。お客様にも、未知の作品であっても、まずは何も考えずに聴いてみてほしいと願っています。

̶これぞ、先生の精神と肉体の若さの秘訣ですね。

 シュトラウスのホルン協奏曲第2番も、実演で聴くチャンスの少ない曲ですが、日本フィルに信末碩才さんという若き名手がいると聞いて、一も二もなく賛成しました。そもそも、難曲過ぎてホルン奏者は吹きたがらない(笑)。この作品も、初めて聴くお客様でも必ず楽しめると思います。

̶そういえば、先生は桐朋学園でホルンを吹いていたそうですね。

 齋藤秀雄先生が「全員必ず何か楽器をやるように」ということで、1週間でなんとか音階が吹けるようになったら、すぐさま学生オーケストラの中に座らされて(笑)、飯守泰次郎君が下、私が上のパートを受け持ちました。指揮者になってから日本フィルのリハーサルに行ったら、ホルンの田中正大さんから「秋山君、どうしてホルンで入団しなかったんだ」とからかわれましたよ。

̶当時の日本フィルは、どんなオーケストラでしたか?

 ドイツ風の音を目指していたNHK交響楽団に対抗して創設された日本フィルは、アメリカのオーケストラのような機能的で軽やかな音が持ち味で、初めて聴いたときはその差にびっくりしたものです。桐朋の仲間や先輩も多く、気心の知れたよい雰囲気の中で指揮することができました。そうした温かい雰囲気は、昔もいまも変わっていませんね。

̶今回、メインで取り上げるのはドヴォルジャークの「7番」ですね。

 ドヴォルジャークの交響曲は9番や8番がおなじみですが、7番は私にとってぜひ指揮したい曲のひとつです。どの楽章も特徴があって、第1楽章と第4楽章はいかにも交響曲らしいハーモニーの展開とリズムの変化が素晴らしく、民謡風の第2楽章と舞曲の第3楽章からはチェコの匂いがぷんぷんと漂ってきます。自分も指揮していて楽しいし、お客様も楽しい作品ですので、多くの方に聴いていただければ幸せです。

̶今年は指揮生活60周年を迎えられたのですね。

 桐朋を卒業して東京交響楽団の指揮者に就任したとたん、オーケストラがわずか半年で潰れてしまい、自主運営で飲まず食わず、昼飯がコッペパンひとつでも雰囲気は明るかったです。若い人を中心に本当によく頑張った。演奏会の数だけはたくさんあって、明けても暮れても勉強、本番、勉強、本番の毎日でしたが、あのとき必死に勉強したことが、私の血と肉になったのです。
 日本フィルも苦難の歴史がありましたね。こうした時間の経過を経て、いまがあるのだということを、若い人たちにも知っておいてほしいと思います。

信末碩才インタビューはぶらあぼONLINEにて公開中

https://ebravo.jp/archives/163989


当公演は有料のライブ・アーカイブ配信を行います

視聴、購入は以下のサイトから!

視聴券 1000円 1か月間視聴可
ライブ配信 6/7 19:15~
アーカイブ期間 6/7~7/6

 【年間定期会員券】(第753回~第762回)
 2023年6月1日(木)10時 発売
 S¥48,000  A¥38,000 B¥35,000 C¥30,000 P¥19,200(10月11月を除く全8回) Ys(25歳以下)¥13,000

 【春季定期会員券】(第758回~第762回)
 2023年11月28日(火)10時 発売
 S¥26,000  A¥21,000 B¥19,000 C¥16,000 P¥13,000 Ys(25歳以下)¥7,000

 定期会員特典の詳細はこちら


助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))|独立行政法人日本芸術文化振興会 

協賛:株式会社ウテナ、鹿島建設株式会社、ホッカンホールディングス株式会社、三井不動産株式会社、UBE株式会社


※未就学児のご入場はご遠慮ください。

【託児】

託児サービス(事前申し込み制・有料。締切は公演の1週間前)
イベント託児®マザーズ TEL : 0120-788-222(平日10:00~17:00)