2025年9月11日(木)、杉並公会堂にて、70周年記念 特別演奏会及び特別定期演奏会 記者懇談会を開催しました。多くの音楽・報道関係者の皆様にお集まりいただきましたこと、この場をお借りして御礼申し上げます。以下に記者懇談会の内容をご報告いたします。
《登壇者》※敬称略
カーチュン・ウォン(首席指揮者) ※通訳:井上裕佳子
石塚邦雄(理事長)
益滿行裕(企画制作部部長)
理事長 石塚邦雄
本年6月に公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団の理事長に就任をいたしました。石塚邦雄でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。日本フィルハーモニー交響楽団は、1956年6月22日に創立され、来年の6月に、いよいよ70周年を迎えることになりました。この間、日本フィルは、芸術性と社会性というものを両輪として、オーケストラとお客様、そしてご支援くださる皆様、方との間に強い共鳴の輪を作ることができた、と思っております。これまでの皆様のご支援に深く、感謝を申し上げる次第でございます。その感謝の気持ちを込めて、70周年の記念の企画をお届けいたします。まず、70周年記念の特別演奏会として、創立記念日の6月22日とその前日に、サントリーホールにて、カーチュン・ウォンさんの指揮でマーラーの交響曲第8番《千人の交響曲》を演奏いたします。マエストロと日本フィルのマーラーは、皆様からご評価をいただいているかと存じますが、交響曲第8番というのは、非常に多くの演奏者とスタッフが一丸となって、1つの目標に向かい、希望と団結を象徴する曲目である、まさに、70周年にふさわしいプログラムではないか、と思っております。ぜひ、ご期待いただきたいと存じます。また、定期演奏会につきましても、70周年記念の演奏会とすべく、日本フィルとともに歩んできていただいた方、日本フィルを支えていただいた指揮者の方にご登場をいただく予定でございます。首席指揮者のカーチュン・ウォンさん、桂冠名誉指揮者の小林研一郎さんはもちろんのこと、フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)の広上淳一さん、ネーメ・ヤルヴィさん、ラザレフさん、インキネンさん、山田和樹さんなどにご登場いただきまして、70周年の記念定期演奏会にしていきたいというふうに思います。私から最後に、もう一点。70周年を迎えるにあたりまして、ロゴマークを一新いたしますことをご報告申し上げます。日本フィルの頭文字「JPO」を、五線譜の重なりを使ってデザインし、共鳴が広がっていくさまを表現いたしました。70周年を迎え、「共鳴を、熱いウェーブに」を合言葉に、さらに活動の輪を広げてまいりたいと思っております。今後とも、日本フィルに温かいご支援、ご指導を賜りますよう、お願い申し上げまして、私のご挨拶とさせていただきます。
首席指揮者 カーチュン・ウォン
皆さま、本日は私たちのホーム、杉並公会堂へようこそお越しくださいました。日本フィルは創立70周年を迎え、いよいよマーラーの交響曲第8番に挑みます。これまで第5番、第4番、第3番、第9番、第2番を演奏し、今シーズンには第6番、そして70周年に第8番を予定しております。マーラー編曲によるベートーヴェンの第九も取り上げます。
交響曲第8番《千人の交響曲》交響曲第8番は壮大な物語を持つ傑作ですが、演奏には膨大な人員を要するため、実現の機会は多くありません。70周年という特別な節目だからこそ、皆さまにお届けできる運びとなりました。この構想を数年前から温め、プログラムに組み込んでくださった益滿さんの先見にも感謝しております。JPOは6月22日に創立されましたので、かに座です。かに座のように「家族を大切にする精神」を持ちながら、これからも音楽をお届けしてまいります。この特別公演では、船越亜弥さん、吉田珠代さん、三宅理恵さん、花房英里子さん、中島郁子さん、宮里直樹さん、青山貴さん、加藤宏隆さん、東京音楽大学や武蔵野合唱団、そして日本フィルハーモニー協会合唱団など、これまで日本フィルと共演してくださった方も多く、ご一緒するのが楽しみです。
マーラー編曲のベートーヴェン《第九》70周年の開幕にはベートーヴェンの第九を指揮します。世界各地でこの作品を演奏してまいりましたが、日本で第九を指揮するのは初めてです。新しい出発にふさわしい機会であり、マーラー編曲版を取り上げます。マーラーは決して独自色を押し付けるのではなく、ベートーヴェンの精神を大切にしています。木管を増やした編成など、かつての伝統的な演奏法を踏まえつつ、堂々たる響きを持つ編曲です。
カーチュン・ウォン編曲による《展覧会の絵》また、私自身の編曲による《展覧会の絵》も演奏します。ラヴェル版やヘンリー・ウッド版とも異なり、中国楽器を取り入れ、西洋オーケストラとの融合を試みた独自のオーケストレーションです。文化を超えた新しい響きを楽しんでいただけることでしょう。
その他の公演さらに、今年の5月にブラームスの協奏曲第1番で共演したスティーヴン・ハフを再び迎え、今回はベートーヴェンの《皇帝》を演奏していただきます。若きトランペット奏者・児玉隼人さんとの共演も実現します。私が彼の演奏を初めてテレビで聴いたとき、その才能に衝撃を受け、すぐに日本フィルに推薦しました。今回、ハイドンのトランペット協奏曲でご一緒できることを心から楽しみにしています。シーズンの最後には、ブルックナーの交響曲第8番を演奏します。マーラーの8番ではじまり、そしてブルックナーの8番――直接の関係はありませんが、「8」という数字には特別な意味を感じています。私の母国語である中国語では「8(バ)」の音が「発展」の「発(发/ファ)」と同じで、縁起の良い数字とされています。この幸運の数字を冠した交響曲をもって、記念すべきシーズンを締めくくりたいと思います。
企画制作部長 益滿行裕
先ほどマエストロがお話しくださったように、日本フィルは「家族を大切にするオーケストラ」であると、私自身20年近く関わってきて強く感じております。指揮者も任期が終わったら関係が途切れるのではなく、その後も長く共に歩んでいこうとする姿勢があり、その絆が今回のプログラムにも反映されています。もちろん、その中心にはマエストロ・ウォンの存在があります。おかげさまでマーラーの交響曲も、70周年の8番で7曲演奏することになります。その他のコンサートでも柔軟で魅力的なプログラムを提案してくださり、企画担当としても大変助かっております。プログラム作りは難しい面もあり、「よく知られている名曲」と「やや専門的な作品」とをどう組み合わせるかが課題です。いずれか一方だけで構成することは容易ですが、幅広いお客様に楽しんでいただける形に仕上げるには工夫が必要です。その意味で、前理事長からの示唆も大変貴重なものであり、今回のラインナップにもその姿勢が表れていると思います。実際、公開直後からSNSなどで「名曲が多すぎる」「ややマニアックすぎる」といった声を拝見しました。しかし、それぞれの感じ方は異なりますし、むしろ多様な楽しみ方ができるプログラムであると考えております。どうぞ名曲も、珍しい作品も、それぞれの魅力を味わっていただければ幸いです。
東京定期演奏会について70周年のラインナップには「家族的な絆」や「恩義」といったテーマが込められています。過去15年を振り返ると、大震災、コロナ禍、国際情勢の変化など、数々の困難がありました。その時代を共に歩んできた指揮者や演奏家への感謝の思いが、このプログラムにも息づいております。4月はマーラー・ツィクルスの番外編ともいえる、マーラー編曲によるベートーヴェンの第九です。ソリストには日本を代表する方々をお迎えし、特別な演奏会となるでしょう。5月はリープライヒ氏を迎え、比較的専門的なプログラムです。以前にご一緒した三善晃《魁響の譜》を気に入ってくださり、ご自身のスペインのオーケストラでも演奏された経緯があり、日本作品を取り上げる意義を改めて示してくださっています。6月はフレンド・オブ・JPO(芸術顧問)広上淳一氏との共演で、コープランドの交響曲第3番をメインに、アメリカ作品を特集します。服部百音さんをソリストに迎え、ファジル・サイのヴァイオリン協奏曲を演奏いたします。7月は20年ぶりにネーメ・ヤルヴィ氏が登場されます。89歳を迎えられてなお精力的に活動されており、今回はフルトヴェングラーの交響曲第2番を取り上げます。日本では演奏機会の少ない作品で、貴重な機会となります。9月はラザレフ氏によるショスタコーヴィチ《レニングラード》を演奏します。まさに一発勝負の迫力をお楽しみください。10月は前正指揮者・山田和樹氏を迎え、間宮芳生《二重合奏協奏曲》、バルトークのヴァイオリン協奏曲など、日本フィルらしいプログラムをご用意しました。11月は小林マエストロによるスメタナ《我が祖国》全曲です。80代を迎え、円熟味を増した解釈にご期待ください。12月は沖澤のどか氏を迎え、前半にレーガーのピアノ協奏曲(ソリスト阪田知樹さん)、後半にブラームスの交響曲第2番を演奏します。意欲的なプログラムにぜひご注目ください。2027年1月は、ブルックナーの交響曲第8番をカーチュン・ウォン氏の指揮で演奏します。ブルックナーに深い造詣を持つマエストロとともに、大作に挑みます。3月は前首席指揮者ピエタリ・インキネン氏を再びお迎えし、リヒャルト・シュトラウス《英雄の生涯》を取り上げます。前半にはベートーヴェンの《皇帝》を、ピアニストにアレクサンドル・メルニコフ氏を迎えてお届けします。
このように、今回のシーズンは日本フィルの「絆」と「歴史」を土台にしつつ、70周年を超えて未来へ歩みを進めるためのラインナップとなっております。どうぞご期待ください。
70周年記念 特別演奏会及び特別定期演奏会についての詳細はこちらからhttps://japanphil.or.jp/news/26670
質疑応答
①ハイドン・モーツァルトという古典の基本がほとんど入ってないのが気になりました。逆に、ベートーヴェンの皇帝はスティーブン・ハフさん、アレクサンドル・メルニコフさん、小山美恵さんと3人も弾く。もう少し古典のものが入っていてもよかったんではないかとも思うんですが、この辺はいかがでしょうか。
益満:直近の例で申しますと、25年6月にはタカーチ=ナジ氏をお迎えしてモーツァルトに取り組み、フランスからフランソワ・ルルー氏を招きアンサンブルを行ったりと、これまでも古典派や室内楽への取り組みは続けております。ただ、今回は70周年という節目にあたり内容が盛りだくさんとなり、結果として古典派作品が含まれなかったことは、反省点であると同時に、今後の発展に向けた課題であると受け止めております。また、ベートーヴェンの《皇帝》についても、多くのご意見をいただくであろうと予想しておりました。これは偶然重なったわけではなく、それぞれのアーティストが最も魅力を感じ、ぜひ取り上げたいと望んだ作品を尊重した結果でございます。インキネン氏の演奏会では後半に《英雄の生涯》が組まれており、全体の物語性や構成のバランスを踏まえた上で選ばれました。ぜひ、それぞれの多彩な《皇帝》を聴き比べていただければ幸いです。
②マーラーのほかの作品を取り上げるご予定は?
カーチュン・ウォン:もちろん、マーラーの作品には今後も積極的に取り組んでいきたいと考えています。ただし、過去の演奏状況やタイミング、さらにはどの作品を取り上げるかによって、その在り方は大きく変わってきます。たとえば「交響曲第1番」は皆さまにもお馴染みの作品ですが、どのように演奏するかによって、その意味合いは大きく異なります。したがって、取り上げる時期や状況を慎重に見極めることが大切だと考えています。私自身は「第7番」も「第10番」も愛しており、両方の版を高く評価しています。また、ベートーヴェンの第九に限らず、マーラーはシューマンをはじめとした交響曲の編曲も残しています。そうした作品を、どの場面でどのように演奏するかという点も重要な課題です。現在の「悩み」は、むしろ幸せな悩みではありますが、あまりにも多くの優れた音楽が存在することです。ブルックナーやワーグナー、もちろんシベリウスのツィクルスにもいずれ本格的に取り組まなければなりません。しかし年間の限られた公演数では、すべてを一度に取り上げることはできないのが現実です。そのため「どの程度マーラーに取り組むのか」というのは、常に自分自身に問いかけているテーマでもあります。昨シーズンは「第1番」を繰り返し演奏し、「第2番」は日本だけでなくBBCプロムスでも披露しました。さらに「第5番」「第6番」、そしてこれから「第8番」にも取り組みます。ある時期には、朝目覚めたとき「今日はどのマーラーだっただろう」と考えるほど、マーラー漬けの日々が続くこともありました。マーラーの交響曲は一作ごとに独自の世界を築いており、たとえば「第2番」から「第6番」へと移ることは、肉体的な負担だけでなく、精神的・知的にも大きな旅路を伴います。ゆえに、日本フィルにとってのマーラーは非常に大きな挑戦であり、長期的な視野に立ち、十分な間隔を置きながら取り組むべきものだと考えています。
③カーチュン・ウォンさんが編曲した《展覧会の絵》(2026年10月 第414回名曲コンサート)について教えてください
カーチュン・ウォン:ご存じのとおり《展覧会の絵》はムソルスキーがピアノのために作曲した作品で、最も有名なのはラヴェルによるオーケストレーションです。この華麗な編曲は日本フィルとも繰り返し演奏しており、九州公演や本年3月のサントリーホールでも披露しました。ただし、ラヴェルの編曲は原曲から少し逸脱している部分もあります。例えば、二小節だった箇所を四小節に拡張するなど、細部に改変が施されています。また「プロムナード」もすべてを編曲しているわけではありません。ラヴェルは西洋的な構成美を重視し、作品を壮麗に仕上げています。この作品の編曲はラヴェルだけではありません。ヘンリー・ウッドによる大胆な版や、ゴルチャコフによる編曲も存在します。私が学生時代に多くの作曲家がこの曲に魅了され編曲を残していることに気づきました。さらにバレエ化されたものなど、愛らしい表現のバリエーションも多くあり、それらに触れるうちに私はますますこの作品に惹かれていきました。私自身の音楽活動は作曲から始まりましたが、オーケストレーションをより深く学びたいと考え、指揮に進みました。ところが2020年、新型コロナの流行で世界がロックダウンし、私もドイツ・ニュルンベルクからシンガポールへ戻らざるを得ませんでした。演奏会が一切なくなり時間ができたことで、友人の民族楽器奏者に触発され、新しい楽器や音楽文化を学び始めました。シンガポールには「チャイニーズ・オーケストラ」があり、日本の楽器に似たものも多く存在します。例えば、日本の三味線に似た「三弦」や、琵琶に似た「ピーパー」などです。こうした楽器を学ぶ中で、異なる文化を音楽で結びつけたいという思いが芽生えました。そして、民族楽器を取り入れ、コンチェルト・グロッソのような形に仕立てたら面白いのではないかと考えるようになりました。2022年にニュルンベルクで世界初演、6~7万人規模の会場で演奏され、テレビでも繰り返し放送されました。ひとつのウイルスが世界を変えてしまったという事実は不思議であり、その中で私自身のアイデンティティについて深く考えるきっかけとなりました。私はシンガポール人であり、中国系ではあっても「中国人」ではありません。音楽を通してそのアイデンティティを表現できるのではないかと感じ、このコラボレーションが生まれました。世界初演後、メディアの力もあり広く紹介され、その後マンチェスターでのレコーディングや、シンガポールでの演奏も行われました。そして今回、日本での公演に臨みます。すでに多くの経験を積んだ上での演奏となりますので、素晴らしい舞台になると確信しております。
④日本人作曲家の研究と、今後の展開についてお聞きしたいです。
カーチュン・ウォン:皆様ご存じのとおり、私は日本の文化、そして日本のクラシック音楽が大好きです。日本フィルのおかげで、伊福部、芥川、武満徹をはじめ、多くの日本人作曲家の作品を取り上げることができました。私自身が学び、研究してきたものを実際に演奏できることは大きな喜びです。クリーブランド管弦楽団でも芥川の作品を取り上げていますし、今後もさらに日本作品をレパートリーに加えていきたいと考えています。特に注目している作曲家は、細川俊夫さんです。今日を代表する偉大な作曲家のお一人だと思います。また、若手作曲家では桑原ゆうさんに関心を寄せています。彼女のオーケストラ作品はまだ多くありませんが、先日マンチェスターで行われた「ジャパン・デー」において、ユースオーケストラが彼女の作品を演奏しました。残念ながら私は日本にいて聴くことはできませんでしたが、ぜひ彼女の作品も取り上げてみたいと思っています。常に新しい出会いを楽しみにしていますし、他の作曲家の作品も発見していきたいと考えています。武満徹作曲賞や東京オペラシティで行われる作曲コンクールなども、新しい才能と出会う機会として大変注目しています。
プレ70周年(2025/26)シーズン
■第773回東京定期演奏会2025年9月12日(金)、13日(土)サントリーホールマーラー:交響曲第6番《悲劇的》
■第410回横浜定期演奏会2025年9月20日(土)横浜みなとみらいホール■第256回芸劇シリーズ2025年9月21日(日)東京芸術劇場ピアノ:髙木竜馬伊福部:SF交響ファンタジー第1番ラヴェル:ピアノ協奏曲ドヴォルジャーク:交響曲第9番《新世界より》
■第774回東京定期演奏会2025年10月17日(金)、18日(土)サントリーホールピアノ:小川典子トランペット:オッタビアーノ・クリストーフォリ[ソロ・トランペット]ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ショスタコーヴィチ:交響曲第11番《1905年》
■第80回杉並定期演奏会2026年3月7日(土)杉並公会堂■第261回芸劇シリーズ2026年3月8日(日)東京芸術劇場ホルン:信末碩才[首席奏者]芥川也寸志:交響管絃楽のための音楽R.シュトラウス:ホルン協奏曲第1番 op.11 TrV.117ストラヴィンスキー:バレエ組曲《火の鳥》(1945年版)
70周年(2026/27シーズン)
■第779回東京定期演奏会2026年4月10日(金)、11日(土)サントリーホールソプラノ:森谷真理、メゾソプラノ:林美智子テノール:村上公太、バリトン:大西宇宙、合唱:晋友会合唱団ベートーヴェン(マーラー編曲):交響曲第9番《合唱》
■創立70周年特別記念演奏会2026年6月21日(日)、 22日(月)サントリーホールソプラノⅠ(罪深き女):船越亜弥、ソプラノⅡ(懺悔する女):吉田珠代ソプラノⅢ(栄光の聖母):三宅理恵、アルトⅠ(サマリアの女):花房英里子アルトⅡ(エジプトのマリア):中島郁子、テノール(マリア崇敬の博士):宮里直樹バリトン(法悦の教父):青山貴、バス(瞑想する教父):加藤宏隆マーラー:交響曲第8番《千人の交響曲》 変ホ長調
■第414回名曲コンサート2026年10月24日(土)サントリーホールピアノ:務川慧悟打楽器:ベンジャミン・ウー、笛子:リー・チンツン扬琴:マ・フアン、胡琴:タン・マンマン、琵琶:ワン・スーウェンチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番ムソルグスキー(カーチュン・ウォン編曲):組曲《展覧会の絵》
■第422回横浜定期演奏会2026年11月22日(日)横浜みなとみらいホール■第415回名曲コンサート2026年11月21日(土)サントリーホールピアノ:サー・スティーヴン・ハフベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン付き》
■第424回横浜定期演奏会2027年1月9日(土) 横浜みなとみらいホール■第267回芸劇シリーズ2027年1月10日(日)東京芸術劇場トランペット:児玉隼人ハチャトゥリアン:組曲《仮面舞踏会》ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調J.シュトラウスⅡ世:喜歌劇《こうもり》序曲J.シュトラウスⅡ世:ワルツ《美しく青きドナウ》ラヴェル:《ダフニスとクロエ》第2組曲
■第787回東京定期演奏会2027年1月29日(金)、30日(土)東京芸術劇場ブルックナー:交響曲第8番
70周年記念特別定期演奏会 公演一覧[PDF]https://japanphil.or.jp/sites/default/files/2025-09/2026-70yseason.pdf