調整中としておりました2021年5月21日第368回横浜定期演奏会及び、5月23日第392回名曲コンサートのソリストが神尾真由子氏(ヴァイオリン)に決定いたしました。 このたびの急な出演依頼をご快諾くださいました神尾真由子氏に心より感謝いたします。
神尾さんとインキネンはヴァイオリンの名教師ザハール・ブロンの門下生として、お互いを認め合う卓越した音楽家です。 2007年チャイコフスキー・コンクール優勝を1つの通過点に、ますます存在感を増しヴァイオリン界のトップランナーとして輝く神尾さんの現在をお聴きください。
第368回横浜定期演奏会 ミューザ川崎シンフォニーホール 5月21日(金)19:00第392回名曲コンサート サントリーホール 5月23日(日)14:00
指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者] ヴァイオリン:神尾真由子 ワーグナー:ジークフリート牧歌 ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》
一般発売:4月27日
神尾真由子 ⒸMakoto Kamiya
4歳よりヴァイオリンをはじめる。2007年に第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝し、世界中の注目を浴びた。ニューヨーク・タイムズ紙でも「聴く者を魅了する若手演奏家」「輝くばかりの才能」と絶賛される。これまで、国内の主要オーケストラはもとより、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、ロシア・ナショナル・フィルハーモニー交響楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、BBC交響楽団、BBCフィルハーモニック、ブダペスト祝祭管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽団、ワルシャワ 国立フィルハーモニー管弦楽団などと共演。指揮者では、シャルル・デュトワ、ムスティスラフ・ ロストロポーヴィチ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・スピヴァコフ、ウラディーミル・アシュケナージ、イルジー・ビェロフラーヴェク、イヴァン・フィッシャーなどと共演している。近年では、ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団と南米ツアー、ルドヴィク・モルロー指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とイスラエルツアーを行った。サン・モリッツ、コルマール、ヴェルビエなどの著名フェスティバルにも出演。また、ニューヨーク、ワシントン、サンクトペテルブルグ、モスクワ、フランクフルト、ミラノなどでリサイタルを行っている。レコーディングにおいては、RCA Red Sealレーベルより「パガニーニ:24のカプリース」「チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲」をリリースしており、2012年秋にはフランク、ブラームス、シュトラウスを収めたCD「ロマンティック・ソナタ」をリリースした。 これまで里屋智佳子、小栗まち絵、工藤千博、原田幸一郎、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫、ザハール・ブロンの各氏に師事。楽器は宗次コレクションより貸与されたストラディヴァリウス1731年製作「Rubinoff」を使用している。大阪府知事賞、京都府知事賞、第13回出光音楽賞、文化庁長官表彰、ホテルオークラ音楽賞はじめ数々の賞を受賞。