名匠イゴール・マルケヴィッチと日本フィルハーモニー交響楽団による1965年の歴史的ライブ録音が待望のリリース。ムソルグスキー(ラヴェル編曲)の「展覧会の絵」とワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と愛の死を収録。マルケヴィッチの鮮やかな色彩感と躍動的なリズムが、若き日本フィルの情熱的な演奏と見事に調和した貴重な記録です。1960年代、マルケヴィッチは日本フィルと5度の共演を重ね、後に名誉指揮者も務めました。この録音は、彼の2回目の来日時、約1ヶ月にわたる共演の中から選ばれた名演です。60年の時を経て、その感動的な演奏が現代によみがえります。JPO HISTORICALシリーズの重要な一枚として、クラシック音楽ファン必聴の一枚です。