408th Yokohama Subscription Concert
炎のコバケン渾身の《巨人》と千葉清加との可憐なモーツァルト
数あるマーラーの交響曲の中でも、マエストロ小林研一郎が第1番《巨人》に寄せる想いは非常に深いものがあります。日本フィルとも繰り返し演奏を重ね解釈を深めてまいりましたが、今回は久しぶりに横浜定期で取り上げます。広いみなとみらいホールの空間が濃密な「コバケンのマーラー」で満たされる瞬間をご体感下さい。自ら作曲家でもある小林ならではのユニークかつ非常に効果的な解釈を聴きとることができるでしょう。前半には我らがコンサートマスター千葉清加をソリストとして清冽で典雅なモーツァルトのコンチェルトを味わっていただきます。