~杉並区と日本フィルハーモニー交響楽団の友好提携~
音楽を通した区民の豊かな交流と地域文化の振興に向けて、平成6年7月に杉並区と日本フィルハーモニー交響楽団とは相互協力に関する覚書(友好提携)を交わしました。
杉並区は練習会場の確保協力などの楽団への支援をし、日本フィルはオーケストラコンサートのほか、区役所ロビーコンサート、公開リハーサル、「出張コンサート」、「出張音楽教室」「春休みオーケストラ探検(エデュケーション・フェスティバルin杉並)」等の活動を行うことで、本拠地、杉並の区民のみなさんが身近に質の高い文化に触れる機会を作りだしています。杉並区内での演奏活動は年間50回、聴衆者は2万人以上に上ります。
杉並区ホームページ「日本フィルハーモニー交響楽団との友好提携」
フルオーケストラの迫力を楽しんでいただくコンサートを杉並公会堂で実施しています。
杉並区立の全小学校5年生(42校)、中学校2年生(23校)、養護学校が参加し、子どもたちが杉並公会堂でフルオーケストラによる名曲を鑑賞します。オーケストラ音楽に対する感性や教養を高め、鑑賞マナーを学びます。
杉並区立小・中学校に生の室内楽アンサンブルを届けます。受け入れ先の先生と協力し、子どもたちが音楽の楽しさを楽員と一緒に体験できるプログラムを組んでいます。実施校 先生の声「演奏に合わせ、子どもたちが自然に歌い始めてみんなで音楽を楽しむ姿には心打たれるものがありました。本物の音楽を聴かせることの素晴らしさを感じました」
保育園や地域区民センター、高齢者施設など、身近な地域で開催されるコンサート。出張先の公募もおこなっています。
平日のランチタイム、区役所ロビーで日本フィルメンバーが室内楽を奏でます。
普段なかなか見ることのできない指揮者とオーケストラの音楽づくりを間近に体験でき、クラシック音楽に興味・関心を寄せる機会となっています。
杉並公会堂全館を使って開催される体験型イベントです。毎回多くの家族が参加し、未来を担う子どもたちの創造性や協調性が音楽によって育まれます。
区と災害時相互援助協定を結んでいる南相馬市で中学校の合奏指導を行うなど、音楽を通しての交流を行っています。
日本フィルハーモニー交響楽団は、杉並公会堂を本拠地としてクラシック音楽の魅力を発信しています。2006年リニューアル・オープンした杉並公会堂のすばらしい響きは、共演した指揮者・ソリストからも絶賛され、このようなホールで演奏できることは日本フィルにとっても大きな誇りとなっています。
「生活の中になくてはならない存在」として音楽とホールが身近にある、このすばらしい環境を活かせるよう、コンサートが開催される日には、街に音楽ファンがあふれ、「クラシックの街」荻窪が活気に満ちるよう、日本フィルは今後とも地域との共生・発展を目指してまいります。
杉並公会堂公式ホームページ