音楽には人の心を癒し、勇気づけるちからがあります。物でもなく、言葉でもなく、かたちのない音楽という芸術が人の心に及ぼすちから。それを、私たちは皆さんの為に役立てられればと考えています。「被災地に音楽を」は、地震や水害などの災害で傷ついた土地へ演奏家が赴き、演奏を通して心を癒し、交流を深める事業です。
阪神淡路大震災(1995年)での支援活動をはじまりとして、熊本県(2016年熊本地震)、岡山県(2018年西日本豪雨)、そして東日本大震災(2011年)の被災地である東北での訪問支援コンサートを継続して行なっています。
《日本フィルの被災地支援》(YouTube再生リスト)
弦楽四重奏などの室内楽規模の訪問コンサートで音楽を届けることのみならず、訪問の内容は多岐にわたります。ここでも、教育活動や地域活動の分野で先進的な取組みを行なう日本フィルならではのユニークなアプローチが生きています。
活動の一例
□音楽創造ワークショップ□演奏指導・合同演奏(吹奏楽部、ジュニアオーケストラ)□楽器体験(ヴァイオリン体験)□楽団員による講演授業
いずれも現地の方々とのコミュニケーションの中から生まれたアイディアを基に発展したプログラムです。音楽を通して人々を元気づけ、交流を促進し、地域社会の活性化につなげています。
2022年7月、これまでの「被災地に音楽を」をはじめとする活動に対して第16回後藤新平賞を受賞しました。
後藤新平賞 詳細はこちら
■「被災地に音楽を」~東日本大震災 被災地での6年間の活動記録~
■「被災地に音楽を」―被災地の移り変わりに心を寄せた10年300回の活動記録―
■被災地レポート(随行スタッフによる訪問の記録)
■ご支援のお願い
日本フィルメンバーが、被災地へ直接音楽を届けます。
<お願い>
<お振込先>
公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団への寄付金は、内閣総理大臣より寄付金控除の対象となる証明を受けています。寄付金のご協力を頂きますと、税制上の優遇措置が受けられます。詳しくはこちらをご覧ください。