朝日新聞デジタル &M 落合陽一×日本フィル「耳で聴かない音楽会」に行ってみた(8月21日)
朝日新聞デジタル &M 心にざわめきを与えてくれる聴覚と視覚の交わり 落合陽一×日本フィルVol.3《交錯する音楽会》(9月18日)
<掲載記事情報>
朝日新聞デジタル &M VOL.3を迎えた「落合陽一×日本フィルプロジェクト」 オーケストラの進化が向かう未来は(7月29日)
Numero Tokyo <公演間近>落合陽一×日本フィルの音楽会、公開トークへ!(8月4日)
ひびクラシック 『落合陽一×日本フィル プロジェクト VOL.3』公開インタビューレポート(8月9日)
Casa Brutus 「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団×WOW」がオーケストラを再構築⁈(8月13日)
クラシカ・ジャパン 落合陽一×日本フィルハーモニー プロジェクトVOL.3『耳で聴かない音楽会2019』『交錯する音楽会』公開インタビュー(8月13日)
ぴあ 落合陽一 × 日本フィル プロジェクト “メディアアーティスト”がオーケストラにかける魔法とは!?(8月14日)
公演に寄せて ―ステートメント
オーケストラの持つ質量について考えていた.
デジタルのもたらす原始的な共感覚化,感覚の変換,音と光と身体性のシナスタジア.
オーケストラが輸入されて90余年,標準化と工業化の末に到来したデジタルの自然は質量を伴う日本の原風景とどうやって融合し,音の持つ感覚の軛と帳をトランスフォームするのか.耳だけでなく,目だけでもない,デジタルは時空間の情報を他の感覚へと変換可能にする.そんな時代にオーケストラを構成する身体と一回性の織りなす集中力を形容する言葉はなんだろうか.それは祈りに近しいのかもしれない.
多様化する感覚とデジタルの持つ原点回帰の中にアナログへの憧憬を探している.日本の風景の中にも日本的美的感覚に接続されたオーケストラやデジタルの風景が存在するはずだ.
一昨年からの日本フィルとの取り組みの中でデジタルが拡張するオーケストラの感覚的な軛と帳からの突破を身体性に求めて探索してきた.その共感覚的な風景を日本の原風景に接続する祈りの場を作りたい.
プラスチック・鉄・農村・自然・工業・鉄道・近代インフラ・電気・マスメディア,石の文化と隔絶された島国に見える美意識はデジタルと融合することでことなる美意識を作り出すのではないだろうか.そういったコンテクストを更新することで音から始まる共感覚の憧憬をデジタルを用いて描き出す.
落合陽一
落合陽一×日本フィル プロジェクトVOL.3
2週連続のW公演で、今年の夏もまた「アップデートされたオーケストラ体験」を。
日本フィルハーモニー交響楽団 主催
第1夜 Diversity《耳で聴かない音楽会2019》
2019/8/20(火)会場:東京オペラシティ
第2夜 Art《交錯する音楽会》
2019/8/27(火)会場:東京芸術劇場
現代は様々な音楽ジャンルが増え、オーケストラ離れが進んでいると言われています。落合陽一と日本フィルはテクノロジーによってオーケストラの新しい可能性を示し、聴覚障害のある方をはじめ、普段、馴染みのない方にもオーケストラの楽しさに触れてもらい、音楽をもっと身近にすることを目指してプロジェクトを開始しました。
<昨年のダイジェスト映像(2種)>
今回は方向性の異なる二つの公演、「Diversity」をテーマにした《耳で聴かない音楽会2019》と、「Art」がテーマとなる《交錯する音楽会》を別日に行い、テクノロジーでオーケストラを再構築(アップデート)します。
20日に行われる《耳で聴かない音楽会2019》では、聴覚障害のあるなしに関わらず共に音楽を楽しむことができる演奏会を行い、障害のある子どもを招待するなど、音楽を身体で楽しむ機会をさらに多くの方に広げます。27日の《交錯する音楽会》は、"音楽(曲、世界観)"を、聴覚以外(視覚や触覚)と連動させ、感じ取っていただけるよう、前回のVol.2《変態する音楽会》からさらに映像演出を進化させます。
日本でオーケストラが本格的に活動を開始してからやがて100年。その歴史を辿りながら新しいページを加える新たな「体験」となる音楽会です。趣向の全く異なる2つの「新しいオーケストラの形」をセットで体験することにより、体験する方自身の音楽の世界が様々に拡張するでしょう。
◎2公演セット券(8/20&27) SS¥24,000 S¥14,000 A¥12,000 B¥10,000 6/12(水)10:00~ [日本フィル、Readyfor(特典つき特別販売)のみ取扱]
※同じ席種を2公演同時に購入可。座席選択可。(特典なし)
◎単独券 <8/20> SS¥12,000 S¥7,000 A¥6,000 B¥5,000 ダイバーシティ割(障害者手帳保持者)¥1,500 Ys(25歳以下)¥1,500(A,B席) Gs(65歳以上)¥4,000(A,B席) SOUND HUG席 ¥1,500(聴覚障害者手帳保持者)※メールまたはFAXにてお申込み下さい。電話でのご相談をご希望の方は、日本財団電話リレーサービス(https://trs-nippon.jp/)などをご利用下さい。
<8/27> SS¥13,000 S¥8,000 A¥7,000 B¥6,000 ダイバーシティ割(障害者手帳保持者)¥1,500 Ys(25歳以下)¥3,500(A,B席) Gs(65歳以上)¥5,000(A,B席)
■クラウドファンディング概要
公演で使用するシステム資金と、障害のある子どもをコンサートに招待する資金の確保のため、クラウドファンディングプロジェクトもあわせて実施します。 クラウドファンディングサービス Readyfor 落合陽一×日本フィルVol.3 https://readyfor.jp/projects/vol3
※公演チケットに加え、限定グッズやプレトーク参加券等、各種特典のついたリターンをご用意しております。
主催:公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団 協力:落合陽一、WOW、TBWA\HAKUHODO、身体で聴こう音楽会(パイオニア株式会社)、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(20日のみ)、Google(20日のみ) 助成:2019年度日本博を契機とする文化資源コンテンツ創成事業、公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京(Tokyo Tokyo FESTIVAL助成) 協賛:株式会社朝日新聞社、株式会社プリズム