第731回東京定期演奏会(6/11,12)に出演予定でしたバス・クラリネットのフランス・ムソーは来日の見通しが立たないことから、本公演は出演者及びプログラムを変更して開催いたします。 来日を楽しみにお待ちいただいていたお客様には心よりお詫び申し上げます。
ソリストには小林美樹(ヴァイオリン)を迎え、ドボルジャークのヴァイオリン協奏曲をお送りいたします。 急な代役をお引き受けいただいた小林美樹氏に心より御礼申し上げます。 何卒ご理解いただき、新たなプログラムをお楽しみいただけますようお願い申し上げます。
《変更後プログラム》
第731回東京定期演奏会
フランス・ムソーに代わりヴァイオリン:小林美樹が出演いたします。
2021年06月11日(金) 19:00 2021年06月12日(土) 14:00
サントリーホール
指揮:広上淳一 ヴァイオリン:小林美樹
ドヴォルジャーク:ヴァイオリン協奏曲 ブルックナー:交響曲第6番
4/27(火)一般発売
小林美樹(ヴァイオリン)
ⒸKayoko Yamamoto
2011年、5年に一度ポーランドで行われる伝統ある第14回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールにて第2位を受賞して一躍注目を集めた新進気鋭のヴァイオリニスト。06年にはレオポルド・モーツアルト国際ヴァイオリンコンクールにてギドン・クレーメル氏から審査委員特別賞を受賞。 これまでに、国内主要オーケストラと共演するほか、マキシム・ヴェンゲーロフ氏の指揮や彼から推薦を受けたポーランド主要オーケストラとも共演している。16年トヨタ・マスター・プレイヤーズ・ウィーンではソリストに抜擢され国内4都市でのツアーではウィーン・フィルのコンサートマスター、シュトイデ氏と共演し絶賛を博す。東京や全国各地でリサイタルを行う一方、宮崎国際音楽祭、鎌倉芸術館ゾリステンなどにおいては室内楽にも精力的な活動を展開している。14年第24回出光音楽賞を受賞。これまでに「レコード芸術」誌の特選盤、推薦盤を含む3枚のCDをリリースし、20年10月、4枚目となる待望の新譜「Anthology」をリリース。
桐朋学園ソリストディプロマコースに特待生として入学後、明治安田クオリティオブライフ及びロームミュージックファンデーションから全額奨学金を得てウイーン私立音大で学んだ。これまでに徳永二男氏、パヴェル・ヴェルニコフ氏から多くの薫陶を受けたほか室内楽は東京クアルテット、毛利伯郎、岩崎洸の各氏に学ぶ。
2021年4月26日 公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団