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2019.10.28

首席指揮者ピエタリ・インキネン 10/18 東京定期アフタートーク

舩木(以下略):本日聴き手を務めさせていただきます。舩木篤也です。どうぞよろしくお願いいたします。通訳は井上裕佳子さんです。短い時間ですけれども、いくつか気になる点をお聞きしていこうと思います。まずはベートーヴェンですよね。インキネンさんにとってベートーヴェンはどんな作曲家ですか。

このツィクルスは来年がベートーヴェン生誕250年ということでそれを中心にして2期、2021年まで続けるわけですけれども、まず今日第1回で、英雄交響曲を最初に持ってきた理由はなんでしょう。

となるとベートーヴェンの時代だけではなく、そのあとのベートーヴェンが影響を及ぼした時代のこともこのツィクルスの中に組み込もうということなのですね。

このツィクルスにはドヴォルジャークが何曲か入っているのがとても目を引くんですね。今日は《アルミダ》というオペラの序曲を演奏されましたが、私が思うのは、ドヴォルジャークというのは意外に気が付かれてないかもしれませんが、ワーグナーからの影響がとても大きい。インキネンさんがワーグナーを得意とされているのは皆様ご承知だと思いますが、そういうこともあるのかなあ、と少し思いました。

ワーグナーといいますと、皆さんお気づきかと思いますが、インキネンさんは来年2020年にバイロイト音楽祭で《ニーベルングの指環》で指揮をすることが決定いたしました。このような時間を共有できる機会はめったにないことですから、後半はバイロイトにかける意気込みなどを聞いてお祝いをしたいなと思います。最初にその知らせをもらった時は、最初に何をなさいましたか?

バイロイト音楽祭については皆様ご存じかと思いますが、簡単にご説明しますと、リヒャルト・ワーグナーが自分の作品を理想の形で上演したいということで、ドイツの南にあるバイロイトという小さな町に自分の劇場を建てたわけです。これが1876年(明治9年)にオープンしまして、それ以来ずっと戦災にも焼けずに残って、毎年ワーグナー音楽祭を行っているわけですね。《指環》の今までの歴代指揮者を考えますと、第2次大戦後だけ見てもクナッパーツブッシュ、カイルベルト、ベーム、ブーレーズ、バレンボイム、そして最近ですとペトレンコも振りましたけども、そこへピエタリ・インキネンさんが来るわけですよね。ご自分は今までのワーグナーとここが違うぞ、というところがありましたら、どうぞアピールなさってください。

舩木:ワーグナーはオペラ、舞台作品の作曲家ですけれども、意外にも、と言いますか、自分はベートーヴェンの交響曲を発展させてこういう作品を書いたんだとワーグナー自身はおっしゃっています。インキネンさんはこれからワーグナーとベートーヴェンを並行してなさることになるのですが、とっても良い組み合わせだなと思っています。いずれバイロイトのご経験もこちら日本フィルでさらにフィードバックといいますか、その成果を聴かせていただけることを期待しております。残念ながら時間となりましたので、最後に期待を込めて大きな拍手をいただければと思います。

聞き手:舩木篤也
通訳:井上裕佳子

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