日本フィル正指揮者、山田和樹が伝える日本。 コロナ禍で生まれ、届けた日本人作曲家作品への想い 五十嵐琴未氏の新曲「櫻暁(おうぎょう) for Japan Philharmonic Orchestra」は第723回東京定期演奏会(2020年9月)のために作られ初演された。コロナ禍で桜を愛でる機会も損なわれた年に生まれた抒情的な小品で、当時の聴衆の心情に温かく寄り添った。 水野修孝の代表作「交響曲第4番」は大編成のためにコロナ禍での演奏を延期、第733回定期演奏会(2021年9月)に満を持して演奏された。 氏の創作上の足跡を辿るかのように、現代の多様な音楽のジャンルを巧妙に融合させ、聴く者にとっては贅沢、古くて新しい「交響曲」のダイナミックな姿を楽しめる。 日本人作曲家の作品に貪欲な山田和樹ならではの選曲、世代の離れた2人の作曲家に共通して感じる日本の美意識。オーケストラの多彩な魅力を感じ取れるカップリングである。
※水野修孝作曲 交響曲第4番第3楽章について、音源の取り違えがあることが判明しました。このため、2022年8月25日に配信を停止し、音源の差替手続きをいたしました。8月30日より、mora,e-onkyo,レコチョクの各社で配信を再開いたします。 ダウンロード配信サイトリンク一覧よりアクセスをお願いいたします。
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