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第674回東京定期演奏会

公演終了
サントリーホール

指揮:アレクサンドル・ラザレフ[首席指揮者]
ソプラノ:黒澤麻美
テノール:大槻孝志
ソプラノ:原 彩子 

【ラザレフが刻むロシアの魂SeasonⅢショスタコーヴィチ4】
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《妖精の口づけ》
チャイコフスキー(タネーエフ編曲):二重唱《ロメオとジュリエット》
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番

【1回券】 S¥7,700 A¥6,500 B¥5,700 C完売 P完売 Ys¥1,500
【年間定期会員券】 S¥42,000  A¥35,000  B¥30,500 C¥24,500  P¥20,000 Ys¥13,000
【秋季定期会員券】 S¥23,000  A¥20,000  B¥16,500 C¥13,000  P¥11,000 Ys¥7,000

一筋縄ではいかないショスタコーヴィチの神髄、問題作「第九」

 ラザレフとのショスタコーヴィチ。大好評を受けて今シーズンも継続してまいります。今回はディヴェルティメント風の交響曲第9番がメインです。「第九」と言えば作曲家の誰もが恐れおののくベートーヴェンのそれが想い出されます。それは約70年前のソ連でも同じことでした。そんな国家や民衆の期待を嘲笑うかのうように、一見ピエロ風のこの交響曲が生まれました。この屈折ぶりがショスタコーヴィチの神髄なのでしょうか・・・?
 前半にはラザレフ自身が演奏を熱望したストラヴィンスキー《妖精の口づけ》を並べました。チャイコフスキーの引用が含まれ、偉大な先達に捧げられたリスペクトの結晶とも言える素敵な楽曲です。また同じくチャイコフスキーの有名な序曲《ロメオとジュリエット》の旋律に歌詞をつけたタネーエフのデュエットも、めったに聴くことの出来ない逸品です。
【秋季1回券発売日】

2015年6月4日(木)
【年間/秋季定期会員発売日】
平成27年度(第70回)文化庁芸術祭参加公演