
2026.03.12
令和8年3月11日 東日本大震災追悼復興祈念式で演奏を行いました
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8月6日の東北の夢プロジェクトin岩手、8月11日の東北の夢プロジェクトin福島に先駆けて、日本フィルのメンバーが出演するそれぞれの団体と、互いの活動を知るための「交流イベント」を実施しました。
【訪問者】ヴァイオリン:伊藤太郎、大貫聖子 ヴィオラ:小中澤基道 チェロ:江原 望
なもみ太鼓の会のみなさんが普段練習している、野田村立体育館にお邪魔し、交流会を行いました。
まず初めに、日本フィルの弦楽四重奏の演奏を聴いていただきました。《アイネ・クライネ・ナハトムジーク》などの名曲をはじめ、楽器紹介や親しみやすい曲目など、MCを交えながら弦楽四重奏の響きを楽しんでいただきました。
その後は、なもみ太鼓の演舞を見学。本公演でも披露いただく《風林太鼓》などを見させていただきました。体育館に響く力強い演舞を間近に、子どもたちのパワーを感じました。
さらに、子どもたちや会のみなさんに教わりながら日本フィル奏者がなもみ太鼓を体験!なもみ太鼓の基本的な演舞や歴史について尋ねながら、子どもたちと一緒に太鼓を打つうちにすっかり打ち解け、時間も忘れて交流しました。
楽員を乗せたバスが出発する時には、見えなくなるまで大きく手を振ってお見送りをしていただき、8月の舞台での再会にむけ、胸を膨らませました。



交流イベントは、合唱クラブのみなさんの演奏から始まりました。本公演で披露する楽曲もひと足早く聴かせていただき、美しいハーモニーが会場いっぱいに響き渡りました。その歌声に、日本フィルのメンバーもじっくりと聴き入りました。
続く弦楽四重奏の演奏では、楽器の特徴や弦楽器ならではの奏法を紹介。オーケストラの楽譜を見せながら、音楽家がそこから何を読み取り、どのように表現をつくり上げているのか、それぞれが音楽と向き合う際に大切にしていることをお話ししました。この日に聴いた音や言葉が、これから歌ったり音楽を聴いたりするなかで、表現について考え、音楽をつくるための種となれば嬉しく思います。
その後のグループ交流では、質問や感想を交わし、最後には《勇気100%》を一緒に演奏しました。初めは少し緊張した様子も見られましたが、次第に笑顔が増え、自然と会話が弾む場面も。「一緒にコンサートをつくる仲間」として距離を縮める、温かな時間となりました。



地域に古くから伝わる「野田神楽」などの伝統芸能が消えていく中、村に新しい郷土芸能を創作しようと若者が中心となり約2 年間の準備、練習の後、昭和63 年に「なもみ太鼓の会」が創立しました。以来、地域の祭りや文化行事をはじめ、全国太鼓フェスティバル(陸前高田市)、国民文化祭(岩手県・愛媛県)や北海道様似町アポイの火まつり(友好町村)など、県内外のイベントに参加しています。
「なもみ」の名前の由来は、村に古くから伝わる小正月の行事で、鬼の格好をして『言うことを聞かない子や怠け者がいないか』などと、子どもやお年寄りの居る家々を回り、無病息災・五穀豊穣を祈願した昔から伝わる風習である「なもみ」から命名しました。
東日本大震災大津波、コロナ禍で活動が低迷した時期もありましたが、村の体育館で週2回、大人と一緒に元気な子供たちが一生懸命に太鼓に向かい練習しています。「聴く人・観る人の心に響く太鼓」を常に心がけています。

1929年創立の山岸小学校は音楽活動が盛んで、校舎には全校の美しい歌声が響いています。1959年NHK コンクール入賞という記録があり、コンクールへの取り組みの歴史も長く、歌を大切にする伝統を繋いできた学校です。
言葉と音楽が結びついた生き生きとした合唱をしようと、どの曲も大切に歌ってきました。昨年度は盛岡で毎年開催される「こずかた合唱祭2026」の出演依頼を受け「一人ひとりの生き生きした表情、歌声の響き、流れるステージ進行に引き込まれた」「楽しんで、喜んで歌っている姿がとても素敵で可愛くて、涙が出た」など感想をいただくことができました。
音楽の楽しさや和音の美しさ、情景の変化を表現し、聴いているみなさまを笑顔にできるよう、心を込めて歌います。
【令和7年度の実績・活動内容】
・NHK全国学校音楽コンクール東北ブロックコンクール 銀賞(3位相当)
・こども音楽コンクール東北大会優秀校発表演奏会 出場
・全日本合唱コンクール岩手県大会 金賞
・岩手公立学校退職校長会結成60 周年記念大会 招待演奏
・こずかた合唱祭2026 出演

【訪問者】ヴァイオリン:田村昭博、大貫聖子 ヴィオラ:小中澤基道 チェロ:久保公人
〈いわき市立平第三中学校吹奏楽部〉6月27日訪問
〈南相馬市立原町第一中学校吹奏楽部〉6月28日訪問
昨年(2025 年)の夏に行われた吹奏楽コンクール(中学校の部)で、ともに福島県代表として東北大会に出場した、いわき市立平第三中学校(以下、平三中)と、南相馬市立原町第一中学校(以下、原一中)の吹奏部が、8月11日の本公演に出演のため「南相馬・いわき 絆シンフォニック・バンド」と銘打ち、合同チームを結成しました。本公演に向けて日本フィルの楽員と事前に親睦を深める目的で、日本フィルの弦楽四重奏団が平三中と原一中を訪問し、先ずは生徒さんのはつらつとした演奏を聴かせていただきました。
それに対し、弦楽器奏者ならではの視点から、合奏上のアドヴァイスをさせていただいた後、楽員による弦楽四重奏で、クラシックの名曲や流行りのポップスの他、「星条旗よ永遠なれ」や「宝島」といった吹奏楽でお馴染みの曲も披露し、生徒の皆さんは体でリズムを取りながら熱心に聴いてくださいました。小グループに別れての交流会では、楽器を手にしたきっかけや、日々の練習の心構えなど質問と応答にあちらこちらで花が咲き、すぐに打ち解けお互いに本公演の演奏への期待度を高め合いました。


5つの中学校の合唱部が、今回の公演のために、学校の枠を超えた特別な合唱団を結成しました。交流イベントは合唱の皆さんの演奏から始まり、8月の本公演で演奏する楽曲を聴かせていただきました。美しいハーモニーに、日本フィルのメンバーも感動しながら、次は日本フィルの演奏です。なんと生のオーケストラの演奏を聴いたことがあるという子どもたちが大多数!クラシックの名曲からポップス曲まで幅広いジャンルの楽曲を演奏し、弦楽四重奏の響きをたっぷりとお届けしました。最後には8月の公演でオーケストラが演奏する「勇気100%」を、弦楽四重奏と子どもたちの合唱で共演しました。
その後のグループ交流では、「集中して練習するために気をつけていることは?」など、子どもたちが日本フィルのメンバーに質問し、関係性を深める時間となりました。同じ舞台に出演する仲間としてまた再会できる日を楽しみに、いわきを後にしました。


私たちは「誰が聴いても楽しめる、人の心を動かす音楽」をモットーに、聴いてくださる方々へ感動を届けるため、日々練習しています。昨年度は、皆様の温かい声援に支えられ、第68回東北吹奏楽コンクールにて銀賞を受賞することができました。
今回は、同じ福島県内で切磋琢磨している「いわき市立平第三中学校」の皆さんと合同でステージに立ちます。互いの学校の良さを尊重し合いながら、大人数だからこそ創り出せる響きや厚み、一体感を大切に準備を進めてきました。
震災以降、私たちは音楽を通じて地域を元気づけようと歩みを止めることなく活動を続けてきました。特に日本フィルハーモニー交響楽団の皆様には、音楽を通じて寄り添い、希望を与え続けていただきました。今回、憧れのプロの演奏家の皆様、そして、平第三中学校の皆さんと共に奏でる音楽は、私たちにとってかけがえのない宝物です。
本日は、支えてくださるすべての方々への感謝の気持ちを込め、南相馬といわき、両地域の元気を一つにして響かせます。若さあふれるエネルギッシュな演奏を、どうぞ最後までお楽しみください。

私たちは、いわき市立平第三中学校吹奏楽部です。1年生20名、2年生15名、3年生11名の46名で活動しています。私たちは、自分たちが音楽を楽しむことはもちろんですが、聴いてくださる方々の心に響く演奏をするためには何が必要かを考え、日々の練習に取り組んでいます。今回は南相馬市立原町第一中学校のみなさんと一緒のステージに立つ機会をいただきました。
平三中は昨年度から部員が増え始め、ほとんどの生徒が初心者であり演奏がまだまだなところもありますが、みなさんの前で演奏を披露させていただける機会を大切に、そしてお声をかけていただいた原町第一中学校さんとの演奏を楽しみたいと思います。元気な福島県の中学生の演奏をお楽しみください。

「福島県合唱連盟いわき支部中学校特設合唱団」は、いわき市内の中学校合唱部によって構成されています。常設の合唱団ではありませんが、参加できる中学校が集まり、市内では、毎年開催される「いわき支部合唱祭」への参加や市主催式典での演奏に加え、2023年には「柏原芳恵コンサート2023inふくしま~未来へA・RU・KU」へ参加、2024年の「絆コンサート」では、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーやいわき市出身のピアニスト・酒井ゆかり氏と共演し、「光の走者よ」「群青」を披露したほか、東日本大震災から15年目を迎えた2026年3月15日には、いわきアリオスで開催された「第13回NHK交響楽団いわき定期演奏会」において、指揮者の沖澤のどか氏とも共演しています。
また、活動の場は市内にとどまりません。これまでに一般社団法人 Harmony for JAPAN(京都・大阪)への参加や、キリテ・カナワ、キャサリン・ジェンキンス、ホセ・カレーラス各氏との共演を果たしてきました。普段は別々の学校で活動し、コンクールでは切磋琢磨するライバル同士ですが、ひとたび特設合唱団として集まれば、一つの合唱団として心を一つに歌声を響かせています。
本日は、平第一中学校、草野中学校、小名浜第一中学校、泉中学校、植田中学校のメンバーが出演いたします。
