【謹告】第358回横浜定期演奏会(2020年6月)内容変更のお詫びとお知らせ

日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者ピエタリ・インキネンはこのたび、2020年度バイロイト音楽祭(2020年7月~)において、ワーグナー作曲《ニーベルングの指環》全曲(新演出)の指揮者に決定いたしました。この一連の公演にはリハーサルから本番までに多くの日程を要するため、横浜定期演奏会の6月公演につきましては、変更が生じざるを得ないこととなりました。謹んでご報告申し上げるとともに、インキネンの登壇を楽しみにしてくださった皆様に心よりお詫び申し上げます。

変更後の指揮者、プログラムは以下のとおりです。

 

※[指揮者・曲目変更後](第358回横浜定期演奏会)

2020年6月13日(土)午後6時 横浜みなとみらいホール

指揮:ポール・ダニエル
ヴァイオリン:ヨゼフ・シュパチェク

曲目:
ドヴォルジャーク:序曲《謝肉祭》 op.92 B.169
マルティヌー:ヴァイオリン協奏曲第2番
フランク:交響曲 ニ短調

※この変更によるチケットの払い戻しはございません。
※6月に予定しておりましたベートーヴェン:交響曲第7番は2021年1月9日,第364回横浜定期演奏会でインキネン×日本フィル【ベートーヴェン生誕250年Vol.7】として改めて取り上げます。

 

バイロイト音楽祭および祝祭歌劇場は、1876年にリヒャルト・ワーグナーが自作を理想的な環境で演奏できるよう創り出した「聖地」と呼ぶべきものです。これまで古くはクナッパーツブッシュ、カラヤン、ベーム、クライバー、近年ではティーレマン、ペトレンコなどといった名だたる指揮者がその歴史に名を連ねて参りました。「バイロイト」を指揮するということは、世界中の指揮者にとっての夢であり、理想郷と言っても過言ではありません。

来年、インキネンがこの地で指揮をすることは、歴史に名を連ねる大変挑戦的でかつ名誉なことと考えております。インキネン自身もバイロイトでの経験を、今後日本のお客様そしてオーケストラにもたらしてくれると確約してくれております。そして「我らが首席指揮者」インキネンの大きな飛躍を祈念せずにはいられません。皆様とともに若きマエストロ、インキネンをバイロイトのひのき舞台へと送り出したく、どうかこのたびの事情をご理解賜りますよう心よりお願い申し上げます。

それにともない6月の横浜定期演奏会では、代役にして日本フィル初登場となるイギリスの指揮者、ポール・ダニエルを迎えます。大英帝国勲章を贈られたマエストロであり、イングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を歴任するなどオペラに精通する一方で、2018/19年シーズンにはBBCフィル、ロイヤル・フィル、バイエルン放送響、ハンブルク交響楽団などに客演するなど、シンフォニーコンサートでも極めて高い評価を得ております。昔ながらの日本フィル・ファンには懐かしいマエストロ、ジェームス・ロッホランを彷彿させる名伯楽です。どうぞご期待ください。

今後とも皆さまのご期待にこたえられるよう尽力して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

第358回横浜定期演奏会 公演情報

 

ポール・ダニエル プロフィール


ⒸFrances Andrijich

音楽監督:フランス国立ボルドー・アキテーヌ管弦楽団(2013年~)
音楽監督:スペイン王立ガリシア交響楽団(2013年~)(首席客演指揮者:2009年~)
音楽監督:西オーストラリア管弦楽団(2009年~2013年)
音楽監督:イングリッシュ・ナショナル・オペラ(1997年~2005年)

英国出身のポール・ダニエルは現在、フランスのボルドー・アキテーヌ管弦楽団、スペインの王立ガリシア交響楽団の音楽監督を務め、これまでイングリッシュ・ナショナル・オペラの音楽監督を務めるなどオペラ、シンフォニーの両輪で活躍している。
これまでに英ロイヤル・オペラ、ブリュッセル・モネ劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ドレスデン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラなどに客演。そのほか、フィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィル、エイジ・オブ・エインラインメント管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、パリ管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィルなどに客演している。
近年および将来の活動は英ロイヤル・オペラでのブリテン「グロリアーナ」、ブレゲンツ音楽祭と英ロイヤル・オペラでのジュディス・ウィラー作曲の新作オペラ、モネ劇場での「ルル」、パリ・オペラ座での「子供の魔法」「小人」、ベルリン・ドイツ・オペラでの「トロイア人」などがある。ボルドーでは「トリスタンとイゾルデ」「エレクトラ」のほか、18/19シーズンには「ワルキューレ」を上演するほか、BBCフィル、ロイヤル・フィル、バイエルン放送響、ハンブルク交響楽団などに客演する。
1998年には高名なオリヴィエ賞を受賞したほか、2000年には英国女王からナイト(CBE)の称号が与えられた。

2019年9月18日
日本フィルハーモニー交響楽団