2020/2021シーズンを迎えるにあたり指揮者陣よりメッセージ

Ⓒ山口敦

親愛なる日本フィルのお客様へ

 

日本フィルの新シーズンを迎えることをとても嬉しく思います。

数ヶ月もの間続いた自粛期間を経て、私たち全員が、コンサートホールでまた音楽を一緒に創り、皆様にお会いしたい一心です。

奏者と観客の皆様が懸念していることは痛いほどよくわかります。皆が安全に過ごすことができ、生きることができ、一刻も早く音楽のある人生の喜びを分かち合いたいと思っています。

皆様からのご支援により、私たちは素晴らしいコンサートの数々を企画しています。もしかすると、企画は少し変えなくてはならないかもしれません。オーケストラの人数を少なくしたり、観客を減らしたりすることもあるかもしれませんが、中止にならないことを祈るばかりです。

コンサート再開を万全の状態で迎えられるよう、私たちはありとあらゆる対策を講じています。

この数ヶ月は、私たちにとって非常につらい期間でした。世界中の誰もが孤独に過ごし、隔離され、自粛生活を送っていました。ただ、皆が同じ状況を同じように体験していたと思うと、少し心が和らぎます。私たちのこの努力、生活の中で気をつけて行動してきたことが、社会を強くし、蘇らせることを願っています。

日本フィルの今シーズンの定期会員になってくださったすべての皆様に、特別に御礼を申し上げたいです。

心から感謝します!

皆様の、確信を持ってくださるそのお気持ちが、私たちがシーズンプランを立てる原動力となるのです。

近いうちに皆様とホールでお会いできることを、心から願っています。

 

ピエタリ・インキネン

 

<今後の出演>

2021年3月5日 (金) 19時00分

2021年3月6日 (土) 14時00分

第728回東京定期演奏会<春季>

指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
オーボエ:杉原由希子[首席奏者]

ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 《田園》
R.シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調
​R.シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》

2021年3月13日 (土) 17時00分

第365回横浜定期演奏会<春季>

指揮:ピエタリ・インキネン[首席指揮者]
ピアノ:ルーカス・ヴォンドラチェク

ドヴォルジャーク:歌劇《カーチャと悪魔》序曲
ドヴォルジャーク:ピアノ協奏曲 ト短調 op.33
ドヴォルジャーク:交響曲第9番 ホ短調 op.95 《新世界より》

 

Ⓒ山口敦

親愛なる日本フィルの皆さま、そして聴衆の皆さま、

新しいシーズンのスタートを心よりお祝いいたします。

演奏者も聞き手も、マスクに手袋…そして生まれる渾身の演奏会は、コロナに打ち克つ力があると信じています!

 

心はいつも皆様と共に。

 

アレクサンドル・ラザレフ

 

※10月 ラザレフ来日中止及びプログラム変更等について

 

Ⓒ山本倫子

「諸君 今夜 君たちと演奏出来ることを誇りに思う」

楽団長 ローエル メーソン の最期の言葉 だった。

嘆き 悲しみ 叫び声をあげる人々の中で命を削って、最期まで 

人々を勇気づけ 演奏し続けた演奏家がいました。

 

これは タイタニック号が沈み行く時の実話です。

 

音楽は私たちが人生において、悲しみ、嘆き、失望し、

生きる力を失ったとき、そして、喜びの時でさえも 

それを 分かち、慰め、励まし、支えてくれます。

 

日本フィルの音楽 を愛する皆様

今後とも 皆様のお心に届く音楽を作るべく 精進して参ります。

引き続き 日本フィル を宜しくお願い申し上げます。

 

小林研一郎

 

<今後の出演>

2020年11月8日 (日) 14時00分

コバケン・ワールドVol.26

発売中

指揮とお話:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
ファゴット:鈴木一志*

モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲
モーツァルト:ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191*
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

2020年11月20日 (金) 19時00分

2020年11月21日 (土) 14時00分

第725回東京定期演奏会<秋季>

発売中

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
ピアノ:清水和音

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番《皇帝》 変ホ長調 op.73
リムスキー=コルサコフ:交響組曲《シェエラザード》op.35

2020年12月22日 (火) 19時00分

非破壊検査株式会社 クラシック スペシャル 第九特別演奏会2020(サントリーホール)

発売日

 11月24日

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(オルガン独奏)
​ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》ニ短調 op.125

2020年12月23日 (水) 19時00分

千代田化工建設株式会社 クラシック スペシャル 第九特別演奏会2020(横浜みなとみらいホール)

発売日

 11月24日

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(オルガン独奏)
​ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》ニ短調 op.125

2020年12月26日 (土) 14時00分

ローム クラシック スペシャル 第九特別演奏会2020(東京芸術劇場)

発売日

 11月24日

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(オルガン独奏)
​ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》ニ短調 op.125

2020年12月27日 (日) 14時00分

大栄不動産 クラシック スペシャル 第九特別演奏会2020(東京芸術劇場)

発売日

 11月24日

指揮:小林研一郎[桂冠名誉指揮者]
 

J.S.バッハ:羊は安らかに草を食み、トッカータとフーガ ニ短調 BWV565(オルガン独奏)
​ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》ニ短調 op.125

Ⓒ山口敦

いままで“当たり前”にしか思っていなかったことが、実はどんなに「有難い」ことだったかと身に染みて実感している今、日本フィルと私は新しいシーズンの幕開けをします。

 「未来」とは“未だ来ないもの”と読めますが、さまざまな物事が元の形に戻るということは有り得ないように思います。戻るのではなく先へ。我々は今、以前とは違った姿を積極的に見せていかなくてはならないのではないかと思います。

日本フィル創設期、日本の音楽界に旋風を巻き起こしたといっても過言ではない存在感がそこにありました。その活動はアヴァンギャルドなものでもあり、その意志は現在の多岐にわたる活動にも脈々と受け継がれています。

今こそ、ふたたび日本フィルが鮮烈な存在感を示し、少しでも明るい「未来」 への希望を紡ぐべく、ともに音楽に邁進していく所存です。

なによりもまず、皆様のあたたかい眼差しや声援があってこその私たちの活動です。今後の日本フィルの挑戦に注目いただけましたら大変に幸いです。

日本フィルの指揮台の上に立てる有難さを噛みしめながら。

山田和樹

 

<今後の出演>

2020年11月13日 (金) 19時00分

第122回さいたま定期演奏会

指揮:山田 和樹[正指揮者]

モーツァルト:ディヴェルティメント K.138
メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」