【平成28年度文化庁芸術祭贈呈式】柴田南雄生誕100年・没後20年記念演奏会

平成28年度(第71回)文化庁芸術祭音楽部門 大賞を受賞した「柴田南雄生誕100年・没後20年記念演奏会」の贈呈式が2月6日に行われました。

贈呈式での実行委員会代表・山田和樹の言葉です(代理:事務局長・加納民夫):


この度は、芸術祭大賞という大変光栄な賞をいただきまして感激しております。正直なところ、感動が大きすぎて、まだ実感が伴っていない状況です。

昨年に生誕100年・没後20年という記念を迎えた作曲家柴田南雄に焦点をあて、柴田さんのお弟子さんを中心に演奏会の実行委員会が組織されました。発起人の方々をはじめ、実行委員会のみならず、多くの方の協力がなくては成し得なかった演奏会でした。この場をお借りして改めて厚く御礼申し上げたいと思います。

柴田南雄さんの作品はどれも大変興味深いものですが、どうしても現代音楽というジャンルに分類されてしまうため、再演の機会は限られてしまっていた背景がありました。また、このような演奏会の企画は興行的成功はまず見込めないだろうという予想もありました。

今回の演奏会が結果的にこの二点、すなわち現代音楽の再演奏の意義と、それを興行的に成立させることのインパクトを持てたことをとても嬉しく思っています。

そして何よりも、これからの世代、若い方々に柴田南雄という人物やその作品を知ってもらい、またその次の世代へと伝えていく布石になればという思いが強かったのですが、この点に関しても、この演奏会の意義は強くあったのではないかと振り返っているところです。

本日の芸術祭大賞受賞は、自分にとって大変な希望と勇気をいただいています。そしてこれを糧にまた次のアイディアの具現化に向けて頑張っていきたいと思っています。本当にありがとうございます。

山田和樹

  


なお、この公演の模様はNHK Eテレ「クラシック音楽館」で2月12日(日)21時~23時に放送予定です。ぜひご覧ください。

詳細はこちら